憧れの クラッシックドレス

洋画好きだった父の影響で、もの心つく前から洋画を見ていました。

まだ幼かったのですが、今も鮮明に記憶しているのは、スクリーンに写し出された、煌びやかなドレスを纏った女優さん達。

見たこともないゴージャスなファッションに、幼心にも心奪われていました。

その影響なのでしょう、今でもその憧れは衰えません。

中でも一番のお気に入りは、1940年代から1960年代にかけての、ディオールのファッションなの。

憧れの クラッシックドレス 2014-09 1

photo credit: Sacheverelle via photopin cc

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モンロビア行きの列車

福岡県篠栗市 南蔵院の住職さんの講話で忘れられないお話があるんです。

 

「モンロビア行きの列車」

戦後間もない頃、日本人の女子留学生がひとり、ニューヨークに留学しました。

留学した時に、栄養失調や人種差別、戦後日本が負けたばかりで彼女はいじめにあっていました。

身体の異変に気が付いて、診療所へ行くと[重症の肺結核]という診断が。

まだ死の病だったころなので、彼女に先生は 「モンロビアへ行きなさい。

素晴らしいサナトリウムがある」と教えてくれました。

 

まだ交通機関も便利ではない時代、特急で5日間かけて行く手段しかなかったのです。

当然、そんなお金などありません。友人が かんぱを募ってくれたお金と、

両親が田畑を売って、かき集めてくれたお金を持って列車へ飛び乗りました。

モンロビア行きの列車

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作成日:  | 作成者: yumi |  カテゴリー: 心のメモ帳
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