リルシュル・ラ・ソルグは、南仏プロヴァンスの玄関口。
アヴィニョンから東へ20キロにある、小さな村です。
ソルグ川の5つの支流に囲まれた街で、毎週日曜日、運河沿いに蚤の市が立ちます。
今年の3月くらいだったでしょうか・・・
テレビで、フランスの小さな村々を訪ねる番組をしていてね。
その美しさに、暫し見とれていました。
その時、「どうして今までパリばかり行っていたのかしら・・・。今年は絶対にフランスの小さな村巡りに行こう!」 と心に決めたのです。
思い立ったが吉日。 決心して数か月後に決行しました。
まず、パリのリヨン駅からTGVで、アヴィニョンまで向かいました。
こちらに来るまでは、マリー・アントワネットのことについて、あまり知らなかったの。
当時の最先端のファッションに身を包み、社交会の華で、贅沢の限りを尽くしたがため、民衆に怒りを向けられ処刑された王妃・・・私が知っていることと言ったら、せいぜいこのくらい。
でもね、プチトリアノンに行ってからというもの、もっと深くマリー・アントワネットの事を知りたくなりました。
ヴェルサイユ宮殿を後にして、プチトリアノンまで行くことにしました。
プチトリアノンは、ルイ15世の公妾 ポンパドール婦人の為に建てられたもので、その後、ルイ16世により、王妃 マリー・アントワネットに与えられた小さな離宮です。
ヴェルサイユ宮殿からかなり離れているため、プチトランに乗って行くことにしました。
ヴェルサイユ宮殿をご紹介するには、見どころが余りにも多すぎて、どこからお話ししたらよいかしら・・・
ヴェルサイユ宮殿に向かう途中の道にも、素敵な建物がたくさんあります。
街中が、まさに “ヘリテージ” っていう感じなの。
フランスに行くときは、いつもパリばかり。
今回の旅は、パリからちょっと足を延ばしてみようかな・・・。
きっとそこには、新たな発見があるはず!
いつものようにツアーを利用せず、自力でヴェルサイユ宮殿まで行くことにしました。