澤屋の粟餅

甥が大学生活で住んでいたアパートは、北野天満宮から徒歩3分の所でした

北野天満宮といえば「学問の神様」そして梅の名所でもあります

遊びに行った頃がまさにベストシーズン、つぼんでいた梅が花開く時でした。

 

天神さんにきた参拝客の一服処で、地元京都の人たちに愛される 老舗の粟もち屋さんがあるんです。

 

「澤屋の粟餅」 前から行きたかったお店が、こんなに近くにあるなんて感激だわ!

 

澤屋の粟餅

 

 

京都で 100年というお店だと “まだ若いと言われる”

と聞いて 凄いなあ、 と思ったことがあります。

こちらの澤屋さんも江戸時代から続く老舗。現在で12代目!

 

創業は天和2年(1682年)とされていますが、

それより50年ほど前に発行された 俳諧の作法書「毛吹草」に、

すでに山城名物として「北野粟餅」が紹介されているそうなんですって。

実際の創業は寛永15年以前からという事になるのだとか。凄いわ!

 

 

ここはぜひ 店内でつきたてを頂きたいところです

1人前は餡餅が3つ、きな粉餅が2つの このセットが運ばれてきます

 

澤屋の粟餅  代用

 

つやつやのこしあんにたっぷりのきな粉、私のテッパンです。

 

ここまで説明しておきながら・・・

実は…私もお店の前を通っただけで、店内で頂けなったんです。

 

それはもう、後ろ髪を掴まれたまま、なかなか前に進むことが出来ませんでした。

 

でもね、さすが私の甥!

あなたの小さい頃、美味しいものを食べに、東へ西へと 一緒に歩いた甲斐があったわー!

次の日の朝買いに行って、「帰りに新幹線の中で食べて」とカバンの中に忍ばせていました

母と大感激、京都の旅の思い出 “ベスト1” になりました。

 

帰りの新幹線で早速開けて頂きましたが、その美味しかったこと!

自家製のこしあんの味は絶品、思わず顔がほころびます。

たっぷりかけられた きな粉のほうは、シンプルで 粟もち本来の美味しさが味わえました。

 

「必ず今日中にお召し上がり下さい。」 ということで発送も無理。

だからこそ、どうしても食べてみたい逸品でした

 

天神さんへに行かれた際はぜひ!

 

澤屋の粟餅 

澤屋の粟餅 

 

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作成日:  | 作成者: yumi |  カテゴリー: 旅の記憶 | タグ: