シーリングワックススタンプで封をしているお手紙をもらったら、テンションが上がりますよね。
最近では、お手紙だけでなく、ラベルに使ってあったりと、おしゃれな使い方を目にすることが多くなりました。
でも、このシーリングワックススタンプって、なかなかの曲者。
「シーリングワックススタンプは一応持っているけど、上手に使いこなせないから、いつも使わないま眠ってるの。」
なんて、お声を耳にします。
そんなの、勿体ない!
そこで、今日は、フィレンツェのスクリプトリウムの店主さんから教わった、シーリングワックススタンプの使い方をお教えしますね。
フィレンツェに行くと必ず訪れる、スクリプトリウム。
ここは、紙物好きな人にとって、特別なお店。
ここで、大切な人のプレゼントを買うことをお勧めします。
スクリプトリウムの包装は、センスが光っています。
この包装に一目惚れした私は、フィレンツェに滞在している間中、ここに来ていました。
頂いた人の喜ぶ顔が目に浮かんでくるほど、素敵な包装をしてくださるんです。
ことに、シーリングワックススタンプで包装してくださった時は、テンションマックス!
店主さんのお道具箱には、オイルランプと日本ではお目にかかれないような色のシーリングワックスと、スタンプがびっしり。
長年使いこまれた、このお道具箱を見ているだけで、どきどきしてしまいます。
今回は、小さな小さな、スタンプを使われました。
この小ささが、very cute!
こんなサイズ、日本ではお見かけしません。
まずは、オイルランプでシーリングワックスを温めて、紙にワックスを垂らします。
紙に垂らすワックスですが、スタンプと同じ大きさがいいみたい。
この時、ワックスの量はあまり多くなくていいみたいです。
店主さんは、紙にくるくるとワックスを付けていらっしゃいました。
キャンドルでシーリングワックスを温めてもいいのですが、オイルランプだと煤が出ないからベストなんですって。
お道具って、大切ですよね。
すぐに、ワックスの上からスタンプを押します。
そうして、1~2分くらい、このままにしておきましょう。
すぐにスタンプを離すよりも、こうして少しの時間置く方が、綺麗な仕上がりになるのだそうです。
ちょっと、面倒だわと言われる方には、こんな方法はいかがでしょう・・・
お菓子を作るときのクッキングペーパーに、シーリングワックススタンプを何個も押して
予め作っておきます。
そして、それを保存しておくの。
使うときには、それはがして、シーリングワックススタンプの裏にボンドを貼って付けるだけ。
この方法だと、簡単ですし、もし失敗したとしても、スプーンにこれを入れて、溶かして使うと何回でもやり直すことが出来ますよ!
心を伝えたい・・・
そんな大切な方へのプレゼントに、シーリングワックススタンプを使われてはいかがでしょう。
手間がかかる分、温かい気持ちは伝わるはず。