「お肉系フレンチのお店」と書かれた看板の古民家。
扉を開けると目に飛び込んでくるのは、ドーンと鎮座するロティスリーとそこに立つ店主の姿。
食いしん坊の方なら「この店絶対美味しいぞー」と感じられるはず。
ここはオーナーでフレンチシェフのジャックさんが、
お肉を最高の状態で香ばしい味と香りを堪能せてくれる
「grill mamenoki」 グリル豆の木さんです。
まずはランチから。
絶対誰かに紹介したくなるのが「ポークジンジャー」
ジンジャーってしょうが焼きでしょ、なんて思っている貴方、ぜひお召し上がり下さい。
しょうが焼きとは全く別物、みんなの心を掴んで離さない逸品です。
グリルで焼く香ばしさは格別、ソースも他では味わえないフレンチテイスト。
新感覚のしょうが焼きです。
他のメニューもどれも美味しそうだけど、迷ってはいけません!
始めにやってくる、この甘くミルキーかぼちゃのスープは絶品です。
(季節によって旬のスープとなります)
通常はバターライスですが、私は必ずバゲットにしてもらいます。
こちらのパンは南区にある絶品のMOROPAIN (モロパン)さん、
こちらにはのMOROPAIN のミニコーナーがあるんです。
特にこのレーズンパン、愛して止みません。
豆の木さんはランチも、ディナーも両方行くべきお店です。
夜は更に実力発揮のメニューがズラリ。
どれも美味しそうで、それぞれの料理に熱狂ファンが付いています。
さあ、夜の部にいってみましょう。
前菜の盛り合わせ。わぉ
思わずニンマリ顔がほころぶのは、これ盛って欲しいなーっていう
大好物や本日のおススメをちら~っとPRしていると・・・出てくるんです。愛です!
前菜でこのお店の実力が分かっていただけます。
そして外してならぬパテ・ド・カンパーニュ。
ゴロッとした歯ごたえあるパテは他では味わえない美味しさ、
これだけでしっかりお肉料理です。
自家製のピクルス添えでさっぱりと
かわいい!なんて愛くるしいビジュアルでしょう。
でも もの凄く手の込んだ一品の「玉ねぎの丸ごとロースト」
5時間かけて玉ねぎをオーブンで焼いて、あまーくなった玉ねぎを刻み、
アンチョビとクリームのソースと合わせて、この玉ねぎの器に戻し
再びオーブンへ・・・クリーミーで濃厚な旨みがギュー。
メインは遠火でじーっくり焼かれる絶品の炭火焼き、
ランチでは間に合わないため、夜のみ楽しめる一品です。
とにかく待ちますので必ず初めにオーダーを。
お店のイチオシ、和牛モモ肉の炭火焼き
これだけ焼き時間が長いのに、見るからにジューシーなこの赤身。
外側の香ばしさは格別!目を瞑ってお肉本来の旨みをかみしめます。
ジュワーっと旨みが溢れる鹿児島の白豚さんは絶品です。
お腹いっぱいでお持ち帰りにするつもりが…なんと完食!
豚さんなのにこの赤身、鹿児島といったら黒豚ですが、必ず白豚さんの大ファンになります。
グリル豆の木さんは古民家をフレンチテイストにリノベーション。
華やかなレストランとは違った、趣あるレトロモダンな空間で
大人カジュアルにレベルの高いお肉とワインが楽しめるところです。
美味しいお肉が食べたい、と思ったらぜひ!
お家で味わえない逸品ぞろいを。
我ら食いしん坊のみなさーん、飛行機に乗ってでもいらしてください。
グリル豆の木さんは、ビストロPic d’or(ビストロ ピッグ ドール)に変わり白金に移転オープンされました。