「女二人旅 バリではじめる心の終活」
たくさんの方から嬉しいメッセージを頂いて、二人とも感激ばかりの 今日この頃です。
「この度もお蔵入りになったもの、ないの~?」というお言葉、
待ってました! あります、あります、
ありがとうございます、ぜひご覧くださいませ。
「毎日味の違うナシゴレンとミーゴレン」
私たちが泊まったロカパラ・ヴィラは朝食付き。
「今日は何にしようかなー」
毎朝メニューから好きなスタイルを選びます。
アメリカンブレックファーストや、コンチネンタルブレックファーストもありますが、
インドネシアンブレックファーストが最高におもしろい。
エスニック風炒飯のナシゴレンと、エスニック風焼きそばのミーゴレン。
一日交代で見た目や味付けが劇的に違うんです。
上に乗っている目玉焼き、ある日はカッキーンと全てが固まったウエルダン。
またある日は、白身はまあるく焼けて黄身はとろける半熟タマゴ。
「おっと、今日は星付きシェフの日ね!」と堪能した翌日は、
「あちゃー・・・」と思わず声が出る。
こんな笑いながらの朝食タイムは、日本のホテルではなかなか体験できない旅の醍醐味。
ヴィラの日本人オーナーの若菜さんとは、国境を越えた心の友です。
彼女の事を思うからこそ、「昨日のシェフが凄く良かったよ。目指すは昨日の星付きシェフの味ね」
とこそっと言うと、「ありがとー!」と言って、すぐに昨日のシェフを確認しにいっていました。
鳥のさえずりと大自然の穏やかな空気、
田園と木陰でくつろぐ牛さんの長閑な時間、
遠くから聴こえるガムランの音…
たとえ味が毎日劇的に変化しても、あのお部屋のテラスで食べた朝食の時間が忘れられない。
次に行ったときも、迷わずインドネシアンブレックファーストを選ぶね。