今日ご紹介するのは、私の愛読書 “わたしの献立日記” です。
明治生まれの女優さんで、ちゃっきちゃきの江戸っ子、沢村貞子さんがお書きになられた本です。
私はお恥ずかしながら、結婚するまで包丁を握ったことがありませんでした。
りんごの皮もまともに剥けないくらい・・・
“こんな娘が、よくお嫁に行けたなー” と我ながら思うくらい・・・トホホなの。
そんな娘が夫の両親と同居して、いきなり家事を任されたものですから、右往左往の連続・・・
毎日、実家の母に電話をしては、料理の味付けを習っていました。
毎日の献立をたてるのも一苦労で、当然、毎月赤字の家計は火の車でした。
どうしたら、家計の範囲内で上手に家事をこなすことができるのか、日々格闘していた頃、この本に出会いました。