物を売るバカ

「物を売るバカ」・・・こんなタイトルがついている本、貴方はご存じですか?

「えっ?・・・私・・・物を売っているんですけれど・・・。」

戸惑いながら、この本を手にしていました。

 

物を売るバカ  2015-03 1

 

こちらの本、福岡空港内の書店で見つけました。

例のごとく海外に行く前に、ふらっと立ち寄った際見つけたのが、こちらの本なの。

このタイトルが、ひときわ目を引きました。

 

本のはじめにこんな事が書いてあります。

 

タイトルの 「物を売るバカ」 を見て、ちょっとムッとして手に取ったあなた!

ゴメンナサイ。

この本は、決して 「物を売る商売」 をバカにするという意図で書かれたものではありません。

むしろとても尊敬しています。

中身を読んでいただければ、それがわかるでしょう。

この 「バカ」 は、一種の愛情表現の 「バカ」 です。

「一生懸命にやっているんだけど、少し方向が間違っていてもったいない」 そんな意味を込めての 「バカ」 なのです。

・・・と。

 

「そうなんだ・・・。」 少しほっとした気がしました。

何だかおもしろそうなので、早速購入し、機内で読み始めました。

 

こちらの本、機内で読むには、丁度いいサイズなの!

あっと言う間に、読み終えました。

私的には、大ヒットの一冊になりました。

 

物を売るバカ  2015-03 2

 

この本の中にこんな事が書いてありました。

 

カフェだからコーヒーを売る。

書店だから本を売る。

花屋だから花を売る。

このような考えで商売を続けていく限り、小さな会社やお店の未来はありません。

小さな会社やお店は商品だけを売ってはいけないのです。

それはなぜでしょう?

 

この秘密を知りたい方は、是非こちらの本を読まれる事をお勧めします。

「物が売れない時代」 と言われるようになって久しくなりますが・・・

こちらの本の中に、こんな時代の新しい商品の売り方のヒントがいっぱい詰まっています。

 

お店をされている方はもちろん、お勧めの一冊ですが・・・

会社勤めの方も、このような考え方で仕事ができれば、きっと仕事は楽しくなるはず!

 

人は買い物をする時、「商品そのもの」 を買いたい時と、「商品以外の何か」 を買いたい時がありますよね・・・。

お客様が心から、「このお店にまた行きたい!」 と思っていただけるお店が世の中にたくさん増えたなら・・・きっとこの世界はもっと、もっと、おもしろくなるはず!

 

この本の中に、愛がいっぱい詰まっています。

よろしかったら、ご覧になってみてください。

 

 

物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方 (角川oneテーマ21)

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