恋するパニエ

フランス語でかごの事を 「パニエ」 って言います。

panier と綴りますが、スカートを美しい形に広がらせる為のアンダースカートの事も、パニエと言うのだそうです。

 

私の好きなのは、かごの方のパニエ。

「パニエ」 っていう響きが、なんだかフランスっぽくて、可愛い。

 

恋するパニエ  2015-03 1

 

そういえば、母もパニエが好きでした。

母は小さなパニエや、アフリカ製のかごバックが大好きで、いくつも持っていました。

お嫁に行く時、小さなパニエをいくつか母からもらってね。

今では、我が家の台所のカウンターの上に、ぶらぶらぶら下がっています。

パニエって、本当に丈夫です。

 

恋するパニエ  2015-03 2

 

こちらのパニエは、長さが57センチくらいあってね・・・我が家のバスルームに置いています。

こちらは、フランス人の作家さんのデザインされたパニエなのです。

ホーチミンからこのパニエを持って帰るのに、一苦労しました。

何せ大きい荷物を持っているものですから、皆さんジロジロ見られるの。

でも、連れて帰ってよかったわ。

やっぱり、可愛い!

 

恋するパニエ  2015-03 3

 

もう少し暖かくなると、かごバックの出番がやってきます。

待ちに待った季節!

かごバックを持つと、気分がうきうきするのは、何故かしら?

 

恋するパニエ  2015-03 4

 

こちらのパニエは、お買い物をする時のかごですが・・・

こんな風に、玄関に飾っておくと、可愛いと思うの。

 

いろいろな国でパニエは作られていますよね。

材料が異なると、まったく違う雰囲気のパニエが出来ます。

それから、編み方によっても違った表情を見せてくれます。

人の手で編み上げられたパニエから、温もりが伝わってきます。

本当に、素敵な手仕事。

 

私好みのパニエは、きっちり編んであるパニエではなく、ゆるく、ざっくり編んであるパニエなの。

そんな素敵なパニエと、今年もどこかで出逢う事ができるかしら・・・。

 

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