フランス語でかごの事を 「パニエ」 って言います。
panier と綴りますが、スカートを美しい形に広がらせる為のアンダースカートの事も、パニエと言うのだそうです。
私の好きなのは、かごの方のパニエ。
「パニエ」 っていう響きが、なんだかフランスっぽくて、可愛い。
そういえば、母もパニエが好きでした。
母は小さなパニエや、アフリカ製のかごバックが大好きで、いくつも持っていました。
お嫁に行く時、小さなパニエをいくつか母からもらってね。
今では、我が家の台所のカウンターの上に、ぶらぶらぶら下がっています。
パニエって、本当に丈夫です。
こちらのパニエは、長さが57センチくらいあってね・・・我が家のバスルームに置いています。
こちらは、フランス人の作家さんのデザインされたパニエなのです。
ホーチミンからこのパニエを持って帰るのに、一苦労しました。
何せ大きい荷物を持っているものですから、皆さんジロジロ見られるの。
でも、連れて帰ってよかったわ。
やっぱり、可愛い!
もう少し暖かくなると、かごバックの出番がやってきます。
待ちに待った季節!
かごバックを持つと、気分がうきうきするのは、何故かしら?
こちらのパニエは、お買い物をする時のかごですが・・・
こんな風に、玄関に飾っておくと、可愛いと思うの。
いろいろな国でパニエは作られていますよね。
材料が異なると、まったく違う雰囲気のパニエが出来ます。
それから、編み方によっても違った表情を見せてくれます。
人の手で編み上げられたパニエから、温もりが伝わってきます。
本当に、素敵な手仕事。
私好みのパニエは、きっちり編んであるパニエではなく、ゆるく、ざっくり編んであるパニエなの。
そんな素敵なパニエと、今年もどこかで出逢う事ができるかしら・・・。