田布施の山奥に築100年以上も経つ家を改装し、そこで自然と共生しながら暮らしていらっしゃる大下さんの所に、久しぶりに遊びに行きました。
何年会っていなくても、いつ行っても変わらない、少年のような笑顔で迎えてくれる大下さん。
山の氣・・・稲穂を渡る風・・・小川のせせらぎ・・・子ども達の元気のよい声・・・
年々、人の手が加わって、ますます暖かい癒しの場になっています。
大下さんが、こんな興味深い話しをしてくれました。
この土地を見つけたとき、友達を何人か連れてきては、“良いところじゃろー。”と言って、この土地に住む事を薦めたそうです。
しかし、誰も良い返事をしてくれなかったとか。
それもそのはず、築100年以上経つボロボロの茅葺屋根の家と、当たり一面うっそうと生い茂った樹木・・・どこから手を付けたらよいものやら・・・きっと誰もがそう思った筈・・・
大下さんは、その時こう思ったそうです。
“みんなは、良い氣を求めて家を建てる場所を探しているけれど、もしかしたらこの場所が自分にとって縁がある場所なのでは? この土地に風を入れ、光を入れて、そして、子ども達の元気いっぱいの声で満たしていこう・・・よし、この縁を大切に生きよう!” と。
そんな思いから、一歩一歩、歩んできた大下さん。
きっと、子どもがいい遊び道具を渡されたかのように、ニコニコしながら、自宅の改装やら、畑仕事やら、田んぼ作りやら・・・楽しみながら作業されていた様子が目に浮かびます。
“縁”のある土地や人を大切にしながら、こうして素晴らしい氣の高い場所にされていったのですね。
そして、今は“こびとのおうちえん”という、幼稚園をこちらでされています。
野山を遊び場に、元気いっぱい動き回っている子ども達。
そうそう、ここでは、元気に動きまわっているのは子ども達ばかりではありません。
放し飼いにされた鶏まで、元気いっぱい!
でもね、一番楽しんでいるのは、大下さんかもね。
大地にしっかり根を張って、自然と共に生きる人・・・大下さん。
今日も、しっかりエネルギーチャージさせていただきました。
ありがとう!大下さん。
追記
大下さんは、“欧舌”という名前のケーキ屋さんを、弟さんとされていらっしゃいます。
身体に良い素材を使って作られたケーキのお味は、とっても優しいお味なの。
“高い値段(生産者から、妥当な値段)で仕入れて、お客様に安く提供する。” そんな思いで欧舌をされていらっしゃいます。
yumiちゃんも、私も、そんな大下さんの考え方に影響された一人です。
銀蓮も、大下さん流でいこうと、いつもyumiちゃんと話し合っています。
そんな、大下さんのブログ、今を生きるヒントがいっぱい詰まっています。
大下さんのブログは こちら