「おもてなし」
この”もてなし”は ものを持って成す、ということなのだそう。
銀蓮の写真をいつも素敵に撮って下さる フォトグラファーyumieさんは、
人生の大先輩ですが、お宅へ伺うといつも話は大盛り上がり。
気心知れた雰囲気でもてなして下さって、今ではすっかり友人宅へ遊びに行く感覚です。
中でも楽しみなのがyumieさんのお茶とお菓子!
こちらで数々の美味しいものとの出会いがありました。
食いしん坊の私は、「秋の味覚が入りましたよ~」と聞けばいそいそと発車準備です。
四季折々の美味しいお菓子はありますが、秋は絶対外せません。
栗をつかった季節限定の洋菓子・和菓子が競うように出てきて、
一年で一番待ち遠しくなるおやつの時間です。
今日はyumieさんのお宅で頂いたなかで、大好物の栗のお菓子3選を。
まず、栗といったらこれでしょう!
栗の時期になると、これだけ芸術的なお菓子が日本中にあるのに
ただ栗のみを ”むぎゅっ” とつまんだ 素朴なこのお菓子の登場を、
今か今かと待ち構える「すや」のくりきんとん
シンプルな味が一番贅沢で、一口ほおばると「ああ、幸せ~」と
必ず笑みがこぼれます
yumieさんといえば京都。
お次はこの時期限定の京都 紫野和久傳の季節のお菓子「わたぼうし」
心も癒される 白くてまあるいわたぼうしの中には 絶品の栗きんとんがぎっしり。
美味しさを前にすると 言葉は力をもたないです
黙ってうなずくだけでございます。
3選目も同じく紫野和久傳さん。切った時にお月さまが顔を覗かせて
「まぁ」と目を楽しませてくれる、思わず笑みがこぼれる季節のお菓子です
天高く夜空にかかる満月をお菓子に表現された「月あかり」
澄んだ空を見上げるとまんまるのお月さま・・・
そんな秋を感じながら今しかないお菓子を舌鼓、美味しいお茶のおかわりをいただきます。