人の言うことなんか気にするな。
「こうすれば、ああ言われるだろう」
こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう
(ジョン・レノン)
この素晴らしいページから始まり、”バカ” を全力でおススメしているのは
まさかの遺伝子の教授と精神科医のお二人。
この本、時々思った方にプレゼントしています。
著者の一人は、親の期待どおり勉強し、 精神科医となり、ご自分もうつ病になられた宮島賢也先生。
現在は、薬を使わない(儲からない方法で・・・)素晴らしい治療をされています。
もう一人は、専門家の間で、「レニンだけは手を出すな」と言われていた
レニンに思いっきり手を出し研究された、遺伝子の解析で世界的に名を馳せた教授、
村上和雄先生。
この本での「バカ」の定義は、
「周りからどう見られようとそんなことには頓着せず、自分に正直に生き、
自分のやりたいことを素直に実行しているような人」 です。
バカな生き方をしていると、うまくいっても、失敗しても、自分を全肯定して生きられるという
二人からの素敵なメッセージ
勉強で良い点を取るよう学校や家庭で教わり、効率のいい仕事をするよう
会社から求められ頑張ってきた日本人。
世の中はこんなにハイスピードで成長してどんどん便利になっていくのに
心の病が増えるばかり。人の心は幸せ感が得られない・・・
私たちは、こんな世の中にしたいために、一所懸命に生きてきたの・・・
人生っておもしろい!って生きたいですよね。
そのヒントは、お二人の思わず微笑んでしまう「バカな生き方」の中に盛りだくさん。
日本人よ、もっと自分に正直(バカ)であれ!
生きづらい現代人に贈る愛と癒しのメッセージ。
とってもライトで 誰が読んでもスーッと入るエッセイは、プレゼントするのに素晴らしい1冊です