映画を観に行けなかったので 楽しみにしていました「大統領の料理人」
登場するお料理の美味しそうなこと!
途中でお茶とお菓子を取りに行ったくらいです。
1888年からの2年間、フランスのミッテラン大統領のプライベートシェフとして仕えた女性
ダニエル・デルプシュの半生を描いた作品なんです。
フランスの片田舎で 祖母や母から教わった素朴な家庭料理作って
小さなレストランを経営していた女性の元に、ある日スカウトマンがやってきました。
その驚きの内容は「大統領のプライベートシェフにならないか」とお誘い。
新たな仕事場はエリゼ宮殿。フランス大統領官邸「史上初の女性料理人」の登場は、
当然ながら大勢の宮廷料理人たちの嫉妬やいじめが…。
シェフたちの織りなす彩り鮮やかな料理の毎日。
でも大統領が本当に食べたかったのはフランスの家庭料理 “マンマの味”でした。
素材にこだわり シンプルで 心のこもったマンマの料理に、大統領が彼女だけに心を開いていくんです。
その二人の会話が とっても魅力的。
愛情に満ちた料理の美味しそうなこと! 頭の中で味の想像が膨らむばかり・・・
でも最後は、彼女は南極フランス領の科学基地で “マンマの味” を振る舞うことになるんです。
その内容はここまでにしておきますね。
映画の舞台は「カンヌ20」でサルコジ大統領がお留守の間に、エリゼ宮殿で実際に撮影されたそうです。
最後に…
「南極と大統領宮廷、大きく条件の違うところで活躍されましたが、料理に対する気持ちの違いを教えて下さい」
というインタビューに彼女はこう答えました
「私はキャリアの為に料理をするわけではありません。
私にとって料理は、人生のアドベンチャーを体験するためのパスポート。
料理が出来る事で世界へ出ていけるし、みんなに愛されます。」
ぜひ、ご覧になってみてください。
大統領の料理人 はこちら