春を告げる 若草色のふきのとう

道の駅で、まっさきに目に飛び込んできたのは・・・ふきのとう。

ことしも、あなたをどれ程待っていたことでしょう!

 

毎年この時季になると、今か今かとそわそわしてしまう程、大好きなふきのとう。

若草色のふんわりとした蕾の中に、春の氣をいっぱい詰め込んでいます。

 

若草色のふきのとう 2016-02 1

 

ころんとした姿がとっても可愛いいふきのとう。

宝物を扱うように、大事に持って帰りました。

 

そうそう、ふきのとうを選ぶ時には、しっかりと固い蕾のふきのとうを選びましょうね。

ふきのとうは繊細ですから、冷蔵庫に入れる前にしなければいけないことがあります。

 

若草色のふきのとう 2016-02 2

 

まず、バナナの皮を剥ぐように、周りについている額をとります。

 

若草色のふきのとう 2016-02 3

 

周りを除けるのはもったいない感じがしますが、これをしないと美味しくいただけません。

赤ちゃんをさわるように、優しく 優しく・・・

 

若草色のふきのとう 2016-02 4

 

次に、蕾の奥まで丁寧に水洗いし、その後水気をよくふき取ります。

 

蕾の奥には、小さな虫が入っていたり、ゴミが入っていたりします。

繊細な蕾ですから、くれぐれも、優しく優しく。

 

若草色のふきのとう 2016-02 5

 

そして、ちょっと湿らせたティシュで包み、ジップロックに入れて冷蔵庫に入れます。

 

こうしておくと、2、3日冷蔵庫に入れておいても十分持ちます。

(あくまでも繊細なふきのとうですから、お早目にいただくことをオススメします。)

 

ちょっと手間がかかりますが、このひと手間が大事なんです。

心を込めた分、実力以上のふきのとうになっていますよ。

 

若草色のふきのとう 2016-02 6

 

今日は、ふきのとうを天ぷらにしていただきました。

大好きなふきのとうの天ぷら。

 

お口にほうばると、ふきのとうの独特な香りがお口いっぱいに広がります。

そして、後からくるほろ苦さ。

 

この瞬間が至福の時。

早春一番のご馳走です。

 

ふきのとうは栄養価が高く、ビタミンやミネラルを多く含んでいます。

そして、昔から春の山菜には、冬の間身体に貯まった老廃物を取り除く働きがあるとされています。

 

若草色のふきのとう 2016-02 7

 

蕾が開いたふきのとうも、また可愛いこと!

玄関先にそっと飾りました。

 

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