台北 龍山寺

台北の街を歩くと、たくさんの道教のお寺に出会います。

そんな中、龍山寺のご本尊だけは聖観世音菩薩なのです。

こちらの聖観世音菩薩ですが、第二次世界大戦中、一度空襲に見舞われ、お寺全体が焼けてしまったにもかかわらず、聖観世音菩薩だけは傷一つ無く無事だったといいます。

お寺に避難に来ていた近所の住民も、全員無事だったと言われ、今も台湾の人達の厚い信仰を集めています。

何時こちらに行っても、人・人・人・・・! 祈りは、台湾の人達の生活の一部になっています。

台北 龍山寺 2014-07 1 

photo by chiaki uchiyama

龍山寺というだけあって、お寺の柱も龍の彫り物でいっぱい。

台北 龍山寺 2014-07 2 

photo by chiaki uchiyama

お寺の屋根の上も、龍・龍・龍・・・!

台北 龍山寺 2014-07 3 

photo by chiaki uchiyama

私は、龍山寺で大変不思議な体験をしました。

聖観世音菩薩に、台湾に来れたお礼と、世界平和をお祈りしていた時、本当に不思議なことが起こりました。

聖観世音菩薩が 「貴方の本当の望みは、それ (世界平和) なのですか?」 と私に聞かれたような気がしたのです。

「えっ?!」・・・今確かに聞こえたのは現実???

あまりの出来事にびっくり仰天!!・・・でも、確かに聞かれたのです。

それで・・・「私の本当の願いは、いつでも台湾に来れるだけのお金が欲しいです。」

とっさに、こう答えたのでした。

聖観世音菩薩は、にやりと笑っていらっしゃった気がします。

私の本当の気持ちは、お金が欲しかったんだ・・・本当の自分の気持ちに初めて気が付きました。

今まで、清貧の思想が好きだとか言って、精神世界にどっぷり浸かっていたのに、つまるところは・・・お金なのね・・・

穴があったら入りたいくらい、恥ずかしいやら、苦しいやら・・・

そうして重い気持ちを抱えたまま、日本に帰ってみると・・・まぁ不思議!

次から次に仕事の話しが舞い込んできました。

これって、あの時お願いしたことが、こんな形できたの???

それから意を決して、新しい仕事に就いたのでした。

あの時、現実世界にどっぷり浸かって、お金の勉強をしなさいって言われた様な気がします。

その後、4年間、現実世界の厳しさや、楽しさも学び、その後、今の銀蓮を始めました。

あの時、大きな振り子で現実世界に振られていなかったら・・・

あの時、あの言葉が無かったら、今の自分はなかった・・・かもね。

そう思うと、すべてが感謝です。

 台北 龍山寺 2014-07 4 

 photo by chiaki uchiyama

 

 

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作成日:  | 作成者: yayoi |  カテゴリー: 心のメモ帳 | タグ: