THE LALU は、アマングループのセカンドライン GHMグループの運営による、台湾屈指のリゾートホテルです。 (現在は、アマングループの運営ではありません。)
台北駅から新幹線で台中駅まで、1時間。
台中駅からホテルまで、タクシーで1時間半かかります。
ちょっと時間はかかりますが、時間をかけてでも行きたい程、素敵なホテルです。
いつもは一人旅ですが、この旅はお友達の内山智亜紀さんを誘っての旅。
内山さんは、バリ島のアマンリゾートのホテルに宿泊して以来、アマンの大ファン!
その事を知っていたので、彼女がきっと喜んでくれるに違いない、と選んだホテルでした。
photo by chiaki uchiyama
日月潭という湖に面した、広いバルコニー付きの全室スウィートのお部屋・・・シックでアジアンモダンな感じ。
photo by chiaki uchiyama
日月潭周辺は、台湾原住民のサオ族の居住地であり、日月潭に浮かぶラル島はサオ族の祖霊が宿る場所、と言われています。
それゆえか、とても神聖な感じを受ける湖です。
ホテルは崖の上に建っていて、崖を降りると船着き場があります。
風情あるでしょう?
photo by chiaki uchiyama
船から見たホテルです。日月潭は夕日がとても綺麗で有名な場所です。
このホテルのおすすめは、何と言っても宿泊者しか利用できないお茶屋さん。
60メートルプールの横の階段を下りると、このお茶屋さんに着きます。
こちらで出される茶器が、何ともいえずおしゃれなの!
それに、飲茶もとても洗練されたお味。
ゆっくり、二人で人生を語らいながら、優雅なひと時を過ごしました。
翌朝・・・今も忘れられない程の感動体験をしました。
内山さんの、「わぁ!」 という声に目が覚め、何が起きたのか彼女の方を見てみると・・・
彼女が見つめていた先には・・・一面、墨絵の世界が!
朝の5時頃だったでしょうか・・・
シーンと静まり返った日月潭の湖面に靄がかかっていて、遥か向こうの山々に、うっすらと朝焼けが映し出されていました。
静寂に包まれた世界。
思わず息をのみました。
二人とも、言葉もなく、ただただ景色が映り変わっていく様を見続けていました。
“生きていてよかった!” 心からそう思いました。
今も脳裏に焼き付いているこの景色、何年経っても決して色あせることがありません。
追記・・・
台中駅に降りると、私の名前のプラカードをもった女性が出迎えてくれていました。
LALU に泊まることを事前に知り合いの方に話していて、その方が LALU までは交通の便が悪いから、現地の人に頼んで迎えに来てもらうから、と言って手配してくださっていたのです。
大きな車で出迎えてくださって、車の中で知った事実にびっくり!
なんと、出迎えてくださったのは、台中市役所の職員さんたちで、台中市長さんからのじきじきの依頼で来たといわれ、ビックリ仰天!
台中市長さんから電話もあり、ホテルの支配人にサービスを良くするように伝えておいたからとのこと。
知り合いの方は、台湾と長年親交のある方でしたから、その方の計らいでこんな素敵な待遇を受けたのでした。
人生何が起きるか、わかりませんね。
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