今年のNHKの大河ドラマは、「花燃ゆ」。
松蔭先生の妹の物語ですよね。
私が松蔭先生を知ったのは、小学校のバス遠足で初めて松下村塾を訪れた時の事でした。
山口県下の小学校では、必ずと言っていい程、バス遠足で松下村塾を訪れるのではないでしょうか。
帰り際に聞いた、松蔭先生の辞世の句。
今でも忘れられくらい、強烈に私の心に残りました。
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その時私は、「どうしてあの時代に生まれてこなかったのだろう・・・あの時代に生まれて、松蔭先生の元で学びたかった!」 と思った事を記憶しています。
大人になって暫くたったある日、図書館で松蔭先生の事が書かれた本を借りました。
松蔭先生といったら・・“至誠の人” といったイメージが強くて、何だか堅苦しいイメージを持つ人も多いかもしれませんが・・・
時に激しい感情に揺さぶられながら、思いつくといてもたってもたまらず行動する、常に前のめりな人生を歩んでいらっしゃった松蔭先生の人間臭い一面をみてね・・・
それから、ますます松蔭先生の事が好きになりました。
松蔭先生が残された数々の言葉の中で、一番好きな言葉があります。
「体は私なり 心は公なり
私を役して公に殉(したが)う者を 大人と為し
公を役して私に殉(したが)う者を 小人と為す」
意味は・・・
自分の肉体を使って公の為に役立てる者は、立派な人であり
公である心を自分の私利私欲の為に使っている者は、徳のない人である。
ともすると、人は体も心も、全て自分の物と思ってしまいがちですよね・・・
でもね・・・よーく考えてみると、 “心” って、自分が生きていく中で、両親や、先生や、友人や、本等々・・・
様々な出会いによって培われ、育まれてきたものですよね・・・
だったら、そもそも “心” って、自分だけの物ではないのかもね。
松蔭先生の言葉・・・耳が痛いな。
だったら、どう生きよう・・・
自分の特性を生かし、社会の役に立てる生き方・・・
yumiちゃんと “私達が出来る社会貢献って何かしらね?” なんて・・・時々こんな事を話し合っています。
因みに、私達が出来る社会貢献とは・・・
“世の中の女性が、本来持っていらっしゃる自分の美に気づき、自信を持っていただく事のお手伝いをすること”
自分に自信が持てると、他の人と比べる事がなくなりますよね。
それに、全く他の人の事が気にならなくなってくるでしょう・・・
そして、何より優しい気持ちになれると思うの。
夫や、恋人や、家族や、友人や・・・自分の周りの人にまで良い影響を及ぼす事になってくると思う。
そうすると、世の中の争い事が少なくなるはず・・・
それから、もう一つあります。
“美の持つ力で癒すこと”
人は個性を持っています。
他人と違う感性を持っています。
自分の得意分野で、自分を活かすことが出来たなら・・・それはきっと幸せな人生ね!
ところで・・・
貴方の好きな事や得意な事は何ですか?
貴方は、どのような事で自分を活かしますか?