むかしむかし、あるところに桃太郎も知らない美味しいきび団子があったんです。
人々はそれを「桶和のきび団子」と呼んでおりました。
その美味しいきび団子の生みの親は
文政2年(1819年)創業の「桶和饅頭店」さんです。
「きび団子」と言えばやっぱり、桃太郎とか岡山県とかを連想しませんか?
ところがこのお団子、岡山県から何百キロも離れた石川県の白山市(旧松任)で誕生し、
古くから地元の方に愛されている和菓子屋さんにあるんです。
きび団子って、ほんのり黄色でまんまるのおだんごですよね。
「これがきび団子なの?」と言いたくなるビジュアルですが、
この餡にもちもちのきびだんごが包まれていて、これが絶妙なバランスなんです。
和菓子の激戦区、金沢からわざわざ買いに来られるくらいの人気者です。
素朴でほっとするビジュアルと、甘さを控えたやさしい味。
食べ過ぎずにはいられません。
なんといっても私の一番のお気に入りは、このシンボルマーク。
このレトロな桃に惹きつけられるんです
この桃の絵に、素朴なきび団子がぴったり!
皆さんも桃の絵を見られると、思わず「わぁー。」っと言われて手に取られます。
大人も子供も大好きな味、贈り物にぴったりですよ。
冷凍で届いて自然解凍しますが全く問題なし、お味は太鼓判です。
「桶和のきびだんご」、桃太郎にもぜひ食べてもらいたかったな。