東京赤坂のアートフラワー教室 「Atelier Akiko 」主宰 Akiちゃんは
同士であり、かけがえのない心の友です。
いつもレッスンで上京した時、歓喜の再会をした後は 楽しい食事で 深夜まで話はつきません。
ちょっとした記念の日に ”彼女の中の最高のレストラン” に連れて行ってくれました。
そのレストランの名前は 「カナユニ」
この怪しげな・・・不思議な扉の向こうにどんな世界があるのかしら♥
階段を降りていくと、そこにはタイムスリップした空間が。
西洋料理がまだ特別な時代、かなりハイカラな人たちが集っていた
大人の匂いが漂います。
「カナユニ」とは かなりユニークなレストランなんですって。
エスコートされて席に座ったら・・・夢の中にいるような 特別な時間の始まりです
シュワ~ 目の前で注いでくれる イチゴのシャンパンをひとくち含んだ瞬間、驚きの美味しさに感激!
ひとつひとつ出てくるお料理と添えられた旬の果物の美味しいこと!
そして名物のタルタルステーキは、目の前で料理してくれるんです
ひと手間加えたお酒が食事と一緒に注がれます
“ウニの共殻焼” の時に登場したワイン、これが絶品!!
赤ワインにフレッシュフルーツを漬け込んだスペインのワインカクテル「サングリア」
日本初提供がココだったなんて
オレンジが添えられたデキャンタで・・・素晴らしいおもてなしに心が躍ります
この絶品サングリアのカクテルの味は一生忘れないわ!
ジャズや懐メロ、ピアノ演奏、最後は感動のオペラまで・・・公演時間なんてありません。
ずーっと生の音楽を楽しませてくれるんです。
そんな音の流れる中、それぞれの時間を楽しみ、ざわつく会話の空間がまたとても心地いいんです。
そしてこちらが三島由紀夫さんが愛したことでも有名な ”オニオングラタンスープ”
カナユニではテーブルの横に、ホールサービスの方がワゴンを運んで
自らの手によって作られる素敵な演出が何度もあるんです。
デザートの「クレープシュゼット」もそのひとつ
贅沢に使われるフルーツの爽やかさと酸味のバランスは、大人のモダンデザートですね
ホールサービスの皆さんがとても紳士的で 優雅な気持をMaxにしてくれます
世の中は贅を尽くしたレストランや ミシュランの星★の数のお店が注目される中、
ここはそんなレースからは外れて、揺るがない 大切なものを味あわせてくれた場所でした。
ここだけは時間が止まっているような・・・そんな風に思わせてくれる
カナユニの方たちの志と信念に 心から ”凄い” という尊敬の気持ちで胸が熱くなりました。
ここは決して ”レストラン” という言葉だけでは語れない、お金では買えないものを与えてくれるところ。
きっと親子2代・3代と通われていることでしょう.
人々が愛して止まない、数々の伝説を残している素晴らしいお店は
私の人生で忘れられないレストランになりました。
素晴らしい ”心友” と ”唯一無二のレストラン” に出逢わせてくれた神様に心から感謝した日でした
「カナユニ」は こちら