重陽の節句

今日は、旧暦の9月9日。

重陽の節句に、菊茶を淹れてお祝いします。

一年に一度の、大切な季節の行事です。

まずは、玄関先のお庭に菊茶を淹れて飾ります。

この玄関から入られる方に、幸せが訪れますように・・・心を込めて、菊茶をいれましょう。

重陽の節句 2014-10 1

古来より、奇数は陽数、偶数は陰数と呼ばれています。

奇数は縁起が良いとされ、奇数が重なる日をお祝いしていました。

中でも、一番大きな陽数(9)が重なる日、9月9日を陽が重なると書いて、「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事でした。

重陽の節句 2014-10 2

台湾に行って以来、台湾茶の魅力に、すっかりはまってからというもの、重陽の節句に、玄関に茶器を飾っては、一人で楽しむのです。

重陽の節句 2014-10 3

今年は、どんな茶器にしようかしら・・・前の夜から、うきうきしながら茶器を出しては、遊んでいます。

そして、重陽の節句に欠かせないのが、菊の花。

邪気を払い、長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらをお酒に浮かべて、お祝いするのですが・・・

全くお酒がだめなので、せめて菊のお茶で酔いましょう。

そうそう、菊茶も台湾の菊茶です。

台湾の菊茶は、香りもお味も良いですよ。

今日は、お風呂の中にも、菊茶を入れてハーブバスにしましょうね。

菊尽くしの一日です。

 

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