麗らかな日和が続いていますね。
移り変わるこの時季、1か月前の里山の景色と随分違って見えます。
草木もすっかり芽吹いて、生命力に溢れています。
日曜日、父と母と、蓬摘みに行きました。
3月の初めの頃と違って、蓬の葉もふっくらと大きくなっていました。
自然って、凄いですね!
あんなに寒かった冬の間にも、しっかり根を張って・・・
雪が降っても、雨が降っても、文句も言わずに、ただただ自然の法則に従って生きていて・・・
しかも、時季がくると、一気に成長するんですもの!
本当に、逞しいわ!
里山の草木も、お日様を浴びて、喜んでいるみたい。
父は、母が好きなふきを採ろうと探していましたが、残念ながら、ふきの葉がまだまだ小さくてね・・・
もう少し待たないとダメみたいです。
4月になると、わらびやぜんまい、こごみ、それから・・・たらの芽・・・のびる・・・
大好物の山菜が、いっぱい採れる時期を迎えます。
里山は、宝の山と化します。
一年で一番好きな時季・・・待ち遠しいな。
それにしても、里山の風景って、どうしてこんなにのどかなのかしら。
鳥の鳴き声と、遠くからきこえる耕運機の音・・・
深呼吸をすると、細胞が生き返るようです。
今はまだ元気な高齢の両親と、この大好きな時間を、あとどのくらい一緒に過ごすことができるのかしら・・・
そんな事を考えながら、里山でのんびり過ごしました。
追記
母は、採ってきた蓬を綺麗に洗って、蓬入りおはぎに使う蓬の葉だけを選別します。
その作業が、結構手間事なのです。
今の時期は、まだアクが少ないのですが、蓬の葉だけを使うほうが、アクもなく、美味しい蓬入りおはぎが出来ると言っておりました。
このひと手間が、美味しくなる秘訣かもしれませんね。