小説「アンナとシャム王」 のミュージカル・リメイクで ”王と私”。 もう随分古いミュージカル映画ですが大好きな作品です。
そして更なるリメイクが ”アンナと王様” こちらはミュージカルではなく、小説にかなり忠実に描かれている映画です。
荘厳な寺院や煌びやかな宮殿、素晴らしい美術や衣装、そしてアジアの景観に
まばたきするのを忘れてしまいます。
1862年、タイのバンコク。(当時はシャムとよばれていた王国)に
皇太子の英才教育のために、ひとりの英国人女性が招かれるんです。
軍人の夫を亡くし、一人息子を育てている気丈なイギリス人女性アンナ。
彼女は初めて見た何十人もの側室や子供たちに驚き、また文化や思想の違いにとまどい、
たとえ王の前とはいえ意見を曲げず、自分のゆるぎない信念を貫こうとするため 始めは衝突ばかり・・・
帝王教育を受けてきた王は、教養と、知性と、存在感と、気品とをもちあわせた賢くすばらしい人物なんです。
いつしか王とアンナの間には、深い信頼にもとづいた愛情が芽生えるようになるんですが・・・
お話はここまでにしておきますね。 DVDが出ていますので、ぜひご覧になってください。
切なさとロケーションの素晴らしさに胸がキュンキュンします。
久しぶりにまた観たくなりました。
アンナと王様は こちら