”言葉のちから”
言葉を変えると 何かが変わることがあるのかも・・・
先日読んだ本の中に とても気に入ったページがありました。
日本人の死因のトップに来ている 「がん」
この名前を変えてみたらどうかと、産婦人科医で「日本笑い学会」 の副会長、
昇幹夫先生がおっしゃっていたそうなんです。
「癌」では名前があまりに悪い。
いっそ「ポン」にしたらどうだろうか、と。
不謹慎だと言われるかもしれませんが、この話は大真面目だそう。
「肝臓ポン」だと、そこにはなぜか 深刻さがあまりなくなってきます。
しかも癌だけは、なぜか「告知」という言葉が使われます。
他の病気ではあまり告知なんて言いません。
そんなふうに言われると、まるで、何か動かしがたいものを与えられたかのように
なってしまいます。
ですから、もう告知なんていう言い方はせずに、「お知らせ」にすればいいのです。
がんは「ポン」で、告知は「お知らせ」。
たったこれだけで重苦しいものが吹き飛びます。ですって。
何だか そんなに深刻ではなくなって、治せそうな気持ちになりませんか。
ちょっと言葉を変えることで、これほど前向きな気持ちになれるなんて素晴らしいです。
あの人の一言で、勇気をもらった
あなたの一言で、立ち直れたわ
あの一言で・・・って、言葉の力は “生き方” まで変えてしまうくらい
凄いパワーが秘められているものだから