「この先に本当に名店があるの・・・?」
不安になりながら自然豊かな山あいの道を進んでいくと、築180年のかやぶき屋根の古民家に、
パリの三ツ星レストラン「ラ・セーヌ」や、アメリカにも渡り修行された王道のフレンチ
が頂ける【オーベルジュレストランNonaka】があるんです。
お庭の奥の素敵なステンドグラスの扉を開けると・・・
その扉の向こうには、築180年という空間に アンティークの調度品と、
天井にはフランスのガラス工芸家 [エミール・ガレ] の一門作のシャンデリアが、
お店にしっくりとなじんで素晴らしい空間を演出してあります。
さて、そのムッシュNonakaシェフのお料理は・・・
現在の綺麗にちょこちょこと盛り付けられたオードブルとは違い、手間暇かけられた ひとつひとつのお料理がしっかり味わえます。
お野菜は近くの畑で自家栽培されたもので、シャキシャキで甘いの。
演出はすべてが ”本物”。 リチャードジノリの食器で運ばれてくるんです。
どれも絶妙な塩加減とソースの美味しいこと♥
[フレンチとは」 を貫き通すNonakaシェフの心が伝わるお味でした。
(きっと頑固な方だろうな)と思いきや、びっくりするくらいユーモア溢れる ムッシュNonakaシェフと、
品のある美人のマダムは 元スチュワーデスというお仕事をされていただけに、
納得の接客サービスで素晴らしいコンビネーションです。
山奥のレストランは、”本当にやりたかった事” を実現されている人生の達人。
料理人はもちろん、私たちの心にも響く素敵なところです。
久しぶりに母とゆっくり語らいながら、楽しいひと時を過ごしました。 お母さん喜んでくれたかな・・・。
PS オーベルジュレストラン Nonaka こちら
完全予約制 是非5000円のランチをお薦めします。