kimie’s recipe  ~栗ごはん~

母が、栗ごはんを作ってくれました。

栗ごはんは、夫の大好物です。

いつもこの時季、母の栗ごはんを、首を長ーくして待っています。

季節を楽しむ為に、ひと手間かけて作ってくれる母の料理に、ぬくもりを感じます。

今日は栗ごはんに入れる、栗の下ごしらえを伝授しましょうね。

kimie,s recipe ~栗ごはん~ 2014-09 1

~栗の下ごしらえ~

お湯(手を漬けたら熱いくらいのお湯)の中に、栗を15分から20分くらい漬けておきます。

15分から20分経ったら、栗の鬼皮(栗の一番上の厚い皮)を、包丁で剥きます。

鬼皮を剥いたら、今度は渋皮(栗の薄い皮)を包丁で、丁寧に剥きます。

ここで、クチナシの実を2つに割り、水の中に漬けておきます。(クチナシは3合のお米で、大きなクチナシなら1個、小さなクチナシなら2個くらいです。)

渋皮を剥いた栗を順次、クチナシの水の中に漬けておきます。

これは、栗の色を良くする為です。

渋皮を丁寧に剥いて、全て取り除かないと、栗が黒くなりますし、ご飯にも色が付いて、綺麗な栗ごはんになりません。

このひと手間で、栗ごはんが、ぐっとおいしくなりますよ!

ちょっと、手間がかかりますが・・・ファイト!

全て渋皮をむいたら、クチナシの水から出して、よく水洗いします。

これで、下ごしらえが終わりです。

小さな秋を感じる、季節の手仕事です。

kimie,s recipe ~栗ごはん~ 2014-09 2

photo credit: DurhamDundee via photopin cc

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