毎年、2月の中頃から3月の初めにかけて出る、ふきのとうを使って、母が “ふきのとう味噌” を作ってくれます。
この時季のふきのとうのつぼみは、まだ小さくてね・・・
早春のエネルギーを、しっかり貯めてくれている、ふきのとう。
ふきのとうの程よい苦みが、春の身体へと整えてくれます。
それでは、“ふきのとう味噌” の作り方です。
材料
ふきのとう 15個 (ふきのとうのつぼみを選んでください。)
人参 10センチ
しょうが 1かけ
味噌 100グラム (どんな味噌でもokです。)
酒 みりん 砂糖 水 適宜 (きび砂糖か、てんさい糖を使います。)
すりゴマ 適宜
作り方
ふきのとうの外側の茶色い葉は除けます。
ふきのとうを水で良く洗います。
熱湯で茹でて、ふきのとうが柔らかくなったら水をかけて冷まします。
冷ましたふきのとうを、みじん切りにします。
人参、しょうがも、みじん切りにします。
人参としょうがのみじん切りは、細かく切ってくださいね。
その方が、ふきのとうの香りを、より味わえると思います。
みじん切りにした、人参、しょうがをゴマ油で炒めます。
人参、しょうがに火が通ったら、酒、みりん、砂糖の順番に入れていきます。
(酒、みりん、砂糖はお好みの甘さで調節してくださいね。)
砂糖ですが、母はミネラルを多く含む、きび砂糖かてんさい糖をいつも使っています。
そこに、ふきのとうと味噌を入れて炒めます。
その時、水を少し足して、お好みの味噌の固さに調節してください。
余り長く炒めると、ふきのとうの香りを損なってしまいますので、ご注意を!
(味噌を炒めると、固くなりますので、水で固さを調節してください。ちょっと、ゆるめの感じで丁度いいかと思います。)
仕上げに、すりゴマを入れる。
去年、yumiちゃんに “ふきのとう味噌” をおすそ分けしたところ、彼女はそれ以来 “ふきのとう味噌” の虜になったみたい。
yumiちゃんから、「ブログに “ふきのとう味噌” の作り方を載せてね!」 とせがまれておりましたので、本日、載せることにしました。
早春のふきのとうの香りが、幸せを運んでくれる・・・そんな一品です。
是非、お試しあれ。