休日の夜に観る映画は 感動したり、ハッピーエンドだったり、
気分良く 新しい一週間が迎えられるようなものを選んでいるような気がします。
久しぶりの映画鑑賞は 清々しい気持ちになれる作品でした。
「天国は、ほんとうにある」
いつもながら、大好きな”実話”をもとにつくられたものです。
そこは子供の頃に観た 「大草原の小さな家」を思いだすような、ちょっぴり保守的なアメリカの街。
善良な牧師さんが、息子の臨死体験をキッカケに
それまでの神への信仰をますます深めていきます。
病気で生死をさまよった我が子が、天国を旅してきた話を無邪気に語ることから
ストーリーが始まります。
この子が知りえない事や、彼が生まれる前のこと、
会えるはずのない人たちに会ったという話は、小さな街にすぐに広がり大人たちの心は大混乱。
真理を見ることを恐れる人たちってたくさんいるんだな…
真理や真実というのは 時として人々に恐怖心を与えるのですね。
どんな人でも心の奥底に
「死んだらどうなるんだろう」
という興味は存在していると思います。
一方で 恐怖心というのは、好奇心の裏返しなのかも…
未知の世界というのは、とても魅力的なものです。
「死んだら、どうなるのか」という思いから、
「どう生きていったらいいのか」
という その対極にある思いに変わる、この映画はそんな気持ちにさせてくれます。
何といっても、この主役の少年のピュアでかわいい顔が愛くるしくて・・・
人生は素晴らしい。
何も心配なんかすることはないよ
尽きることのない大いなる愛が、いつもあなたを守っているくれてるのだから。
そんな気持ちになれる、休日の夜にぴったりの作品でした
お勧めの一本です。
「天国は、ほんとうにある」 はこちら