先日、両親を連れて、別府の鉄輪温泉に一泊してきました。
たまには、プチ親孝行・・・というわけです。
父が鉄輪温泉が好きということもあり、そこに決めました。
折角行くので、何かおいしいものはないかしら? とパソコンで検索したら、別府冷麺のおいしいお店が鉄輪にあることを発見。
早速、行ってみました。
外見は、普通のラーメン屋さんって言う感じ。
お店のご主人が、「 このお水は、湧水です。一味違いますから、どうぞ飲んでみてください。」 といって、出されたお水のおいしい事といったら!
このお水で作られた自家製麺とスープですから、間違いない!と確信しました。
こちらの冷麺、蕎麦粉で作られた麺で、スープとよく合うんです!
母が、「 こんな麺、食べたことがない。おいしいね。」 と、絶賛しておりました。
食事を終えると、ご主人が、「 お客さん、鉄輪に折角いらっしゃったら、ぜひおすすめの温泉があります。騙されたと思って行ってみてください。」といって、地図を持って説明してくださいました。
本当に、親切なご主人です。
ご主人によると、二つおすすめの温泉があり、一つは、鉄輪蒸し湯、もう一つは、鉱泥温泉という温泉。
地元の人のおすすめなら、間違いないでしょ!
と言うことで、両方行ってきました。
鉄輪蒸し湯は、一遍上人が開かれた温泉で、歴史のある温泉です。
石室の中に、石菖という清流にしか群生しない薬草が、ぎっしりと敷き詰められており、その上に8分横たわるのです。
高温で蒸すので、石室に入った瞬間、熱気がすごくて、すぐに出たくなりましたが、折角来たのだからと、思いとどまり、8分間我慢しました。
するとどうでしょう、石室から出たときの身体が軽いこと!
肩と腰が痛かったのに、すっかり良くなっていました。びっくりです。
しばらく汗がでますが、この汗がお肌にとてもいいらしいですよ。
翌日の朝、今度は、鉱泥温泉に行きました。
ここは、昨日と全く違い、さらっとした泥のお湯です。
坊主地獄の敷地の中にあるのですが、こちらの温泉は、知る人ぞ知る温泉なのだとか。
午前中しか営業されず、午後からは治療される方専用の時間だそうです。
坊主地獄の鉱泥をそのまま使用されるそうですよ。
とにかく、こちらの温泉、綺麗に清掃されています。
地元の方が、「ここの温泉は身体にいいから、遠くから湯治にいらっしゃる方が多い」と言われていました。
テレビの取材もよく来るそうですが、こちらのおかみさんが、「取材は一切お断り」だといって、メディアには一切出ないそうです。
何分、おかみさん一人で切り盛りされていらっしゃるので、お客様が多くなると、こちらのお湯を守ることができなくなるからではないでしょうか?
ひたすらに、こちらのお湯を大切にされるおかみさんの努力に、頭が下がります。
2か所とも、甲乙つけがたい、身体と心が癒される、素晴らしい温泉でした。
この情報を教えてくださった、みゆき食堂のご主人にも感謝です。
みゆき食堂 は → こちら
鉄輪 蒸し湯 は → こちら
鉱泥温泉の効能 は → こちら