先日から本の原稿を手直ししていたものですから、すっかりご無沙汰してしまいました。
何かしっくりこなくて・・・
幾度も読み直して、ようやく手直しするところがわかった次第です。
と言う訳で、本になるにはまだまだ時間がかかりそうです。
さて、今日は食いしん坊の二人がいかにエクスの食材を食べつくしたか、ご覧にいれましょう。
二人の果てしない食欲にびっくりしないでね。
まずは・・・絶対に毎日はずせないのはお野菜です。
プロヴァンスの燦々と照りつける太陽に育まれたお野菜は、新鮮でお味も濃厚。
中でも、この小さなきゅうりは味が濃くて本当に美味でした。
マルシェの中でも、このきゅうりを売っているのは一軒だけ。(私の記憶が正しければですが・・・)
エクスにいらしたら、このきゅうりを探して是非召し上がってみてくださいね。
朝も昼も、毎回もりもりサラダを食べていました。
もちろん、モリモリ食べていたのはサラダだけじゃありません!
ご覧ください。この特大サイズのサーモン!
もちろん、これが一人前。
笑えるほど、大きいでしょう!
スモークサーモンも絶対にお勧めです。
軽く焼いたバゲットの上に玉子を添えていただきます。
スモークサーモンの塩けが丁度いい感じ。
大エビも、プリップリ!
お見事!と言わんばかりのサイズでしょ。
最後の頃になると、大きなムール貝がお目見えしていました。
海藻をいっぱい食べて大きく育ったムール貝、海の香りがたまらなく食欲を刺激してくれました。
またある日は、イカと帆立。
イカは、セロリと一緒にガーリックで炒めて・・・そうそうこのイカの中に白子が入っていてね。
本当に新鮮なイカの白子だったのでさっと湯引きして、いとこが持たせてくれた京都の粉醤油をかけていただきました。
ナイスなお味!
まさに simple is best !
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、こちらは特大メカジキのステーキ。
二人で一つが丁度いいサイズ。
でもね、私達は食いしん坊! たっぷりサイズがちょうどいい!
だから、この一皿がもちろん一人前です。
エクスはマルセイユに近いせいもあって、新鮮な魚介は本当にお勧めです。
でも、お肉に比べて値段が少々お高めなのが玉にきず。
さて、お次はお肉に移りましょう。
こちらは、仔牛のレバーです。
「エクスに来たのなら仔牛のレバーを食べてごらん。」 と料理教室のシェフが教えてくださいました。
この仔牛のレバーは、びっくりするくらい大きくてグロテスク。
日本では滅多にお目にかかれません。
仔牛のレバーをバターでソテーして、サラダの上にジュっとかけていただくと、極上の美味しさ!
レバーの臭味も無く、絶品です。
ある日は、二種類の牛ステーキを食べ比べしました。
日本では、考えられないくらお安いの。
しかも、しっかりとした赤身のお肉で噛みごたえがあってね。
日本ではあまりお肉を食べなかったのですが、こんなにお肉が美味しいと感じたのはこちらに来てからです。
美味しいのは牛ばかりではありません。
鶏もジューシーで本当に美味しい。
この日は、タンドリーチキンにしてみました。
もちろん、豚もはずせません!
この日は、トンテキ!
お肉屋さんにいくと、牛と鶏の串も売っています。
しっかりと味付けされていましたから、焼くだけでOKです。
どれも、これも、美味しくて・・・どれが一番だったかなんて聞かないでくださいね。
エクスの食、いかがでしたか?
バラエティーに富んだたっぷりの食材。
自然本来の味がする食材だからこそ、シンプルな料理が生きて美味しい料理になるのでしょうね。
エクスの素晴らしい恵みに心から感謝です。