南仏の小さな村々を訪ねて以来、すっかり南仏に恋をしてしまった私。
おもむろに車から降り、初めて見たゴルドの景色に、思わず 「わぁー!」っと声をあげてしまいました。
今まで見た事がないくらいの極上の景色が目の前に現れました。
まるでここは、 “天空の城” のよう。
こちらの小さな村の名は 「ゴルド」。
「フランスの最も美しい村」 に認定されている、一つの村です。
北側のヴォークリーズ山地からリュベロン平原に張り出した、標高350メートルの高台にあります。
「フランスの最も美しい村」 に認定されるには、厳しい条件と審査を受けなければなりません。
最も重要な事は、古の雰囲気をそのままに残しておくこと。
さぁ、これから一緒にゴルドの村の中に入って行きましょう!
ゴルドの建物や道は、石で出来ています。
マンホールの蓋も、もちろん・・・石。
石畳みを通りぬけて、どんどん前に進みます。
アーチも全部、石で積み上げられているの。
石積みの家の窓が、雰囲気あるわね。
石畳みを、どんどん下の方に向かっていくと・・・
突然、視界が開けてきました。
なんだか、中世のヨーロッパにタイムスリップしたみたい・・・
こちらのお宅、玄関ドアの上に、家が建てられた年代が刻まれています。
1820年から建っているのね!
こちらのドアが開いていてね・・・導かれるように入って行った先は・・・
村の小さな教会でした。
そこには、ひっそりとマリア様が立っていらっしゃいました。
なんて、神聖な雰囲気なのかしら・・・
すっかり心惹かれ、ずっとここに居たいような気持になりました。
とっても、落ち着く教会でした。
ゴルドも青空が良く似合います。
今も尚、村の伝統を守り続けている、小さな村 ゴルド。
この昔ながらの雰囲気が、郷愁を誘います。
初めて訪れた場所なのに、なぜか懐かしい・・・
ゴルドは、今もゆっくりとした時を刻んでいます。