oh my god !

今日がエクスでの最後の記事となります。

最後を飾るのは、これしかありません!

 

料理の大失敗・・・まさに Oh my god !

 

oh my god! 2015-08 1

 

ある日の朝食にいちごのパンケーキを作りました。

朝から可愛く仕上げようと、張り切って作ったいちごのパンケーキ。

 

oh my god! 2015-08 2

 

ビジュアルは最高でしょう!

 

でもね・・・一口食べると・・・ん???

何?? このお口にもったりとまとわりつく感じ!

こんなはずはない・・・と気をとりなおして二口目をほおばり、確信しました。

 

「まずい!ちょーーまずい!」

普段はくいしん坊のyumiちゃんが無口で食べてる・・・

 

私も頑張って食べようとしましたが、余りのまずさに途中であきらめて、「yumiちゃん、もう食べるのやめよう!」 と一言。

律儀なyumiちゃんは、私に悪いからと一生懸命食べていたのです。

 

その時の彼女のホッとした表情を思い出すと、今でも吹きだしてしまいそう。

本当に、嘘がつけないyumiちゃん!

 

どこがどうなって、こんなになってしまったのかしら・・・

それにしても、この食感何だか食べた事あるよね?・・・そうそう、思い出したわ。

これは、まさにお団子!

 

それ以来、 “いちご団子” と言うありがたくないネーミングをyumiちゃんからいただきました。

 

Oh  my  god  !

 

oh my god! 2015-08 1

 

まだまだ失敗は続きます。

 

昔から、ここぞという時に失敗をしていました。

まさかここにきて最後を飾る大切な朝食を失敗するなんて・・・トホホにも程があるわ!

 

マルシェで見つけた日本ではなかなかお目にかかれない特大のマッシュルーム。

あまりにも美味しそうなマッシュルームですから、アヒージョ風にして食べたら美味しいかも!

 

マッシュルームの皮を剥く時の感触がなにより大好きな私。

ルンルンで皮を剥いている時、ふと悪魔の囁きが・・・

 

“こんなに大きなマッシュルームだと火の通りに時間がかかるんじゃない?・・・

そうよね! さっと茹でたらいいかも!”

 

この後、どうなったか・・・想像がつきますか?

そうなんです!

あれだけしっかりとしたマッシュルームの傘がだらーんと伸びきってしまったの!

 

あのコロンとした丸い可愛いお姿が、とんでもない姿に!

もう、がっくり・・・しょぼーーん!

 

それでも今日はラストの朝食! ここであきらめる訳にはいきません。

すぐに気を取り直し、湯がいたマッシュルームをオリーブオイルで炒め、ニンニクとドライトマトをオリーブオイルで炒めてお醤油とバルサミコ酢と蜂蜜とコショウで味付けし、食べるドレッシングにしてマッシュルームの上に添えました。

しかたなく急遽、予定変更です!

 

oh my god! 20150-08 3

 

お味は何とか挽回しましたが、傘が伸びきったビジュアルが何ともショボイ!

アヒージョはどこにいったのーーー!

そして、この料理についた名前は “残念なマッシュルーム”

 

Oh  my  god  !

 

oh my god! 2015-08 1

 

それでもyumiちゃんがテーブルコーディネイトを素晴らしく素敵に飾ってくれたので、最後の日の朝食が華やかになりました。

 

oh my god! 2015-08 4

 

nice!  フォロー!  yumiちゃん!

 

30日、毎日違うテーブルになるよう彩を添えてくれたyumiちゃん。

あなたのお蔭で、毎日の食事を作るのがどんなに楽しかったことか!

そして、毎回どんなテーブルになるのかワクワクしていました。

本当にありがとう!

 

思えば面白い出来事が毎日のように起こって、笑って、笑って、笑い転げた30日でした。

「旅は道ずれ世は情け」 とはよく言ったものです。

yumiちゃんのお蔭でどれだけ心に残る旅になったことでしょう!

 

oh my god! 2015-08 5

 

ゲーテは、こんな素敵な言葉を残しています。

「人が旅をするのは到着するためではなく、旅をするためである」

 

目的地にただ到着するだけの旅なんて、つまらないですよね。

そして、何から何までスケジュールを組まれたツアーも・・・

安全ではあるかもしれませんが何かが足りない。

 

旅の途中のハプニングや、自分の足で動き回って探した小さな発見、その国の方達とのふれあい・・・

それから、この先に何が待ち受けているのかわからないワクワクした気持ち・・・

そんな旅の方が断然心に残るはず。

 

oh my god! 2015-08 6

 

そして、体験したことは必ず頭の引出しのどこかに保管されている。

日頃は頭の奥深くに眠っていても、いざという時に記憶の引出しから出るようになっているのよね・・・きっと。

 

oh my god! 2015-08 7

 

今も時折思い出すのは、寝室の窓を開けた瞬間目の前に広がる景色。

そして、身体に感じる風・・・柔らかな日差し。

 

この先何十年たっても、この光景はずっと忘れない・・・大切な記憶として。

 

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