母が、栗ごはんを作ってくれました。
栗ごはんは、夫の大好物です。
いつもこの時季、母の栗ごはんを、首を長ーくして待っています。
季節を楽しむ為に、ひと手間かけて作ってくれる母の料理に、ぬくもりを感じます。
今日は栗ごはんに入れる、栗の下ごしらえを伝授しましょうね。
~栗の下ごしらえ~
お湯(手を漬けたら熱いくらいのお湯)の中に、栗を15分から20分くらい漬けておきます。
15分から20分経ったら、栗の鬼皮(栗の一番上の厚い皮)を、包丁で剥きます。
鬼皮を剥いたら、今度は渋皮(栗の薄い皮)を包丁で、丁寧に剥きます。
ここで、クチナシの実を2つに割り、水の中に漬けておきます。(クチナシは3合のお米で、大きなクチナシなら1個、小さなクチナシなら2個くらいです。)
渋皮を剥いた栗を順次、クチナシの水の中に漬けておきます。
これは、栗の色を良くする為です。
渋皮を丁寧に剥いて、全て取り除かないと、栗が黒くなりますし、ご飯にも色が付いて、綺麗な栗ごはんになりません。
このひと手間で、栗ごはんが、ぐっとおいしくなりますよ!
ちょっと、手間がかかりますが・・・ファイト!
全て渋皮をむいたら、クチナシの水から出して、よく水洗いします。
これで、下ごしらえが終わりです。
小さな秋を感じる、季節の手仕事です。
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