今年の1月、初めて三男と二人旅に出かけました。
行先は、彼のたっての希望で、韓国のソウル。
なんでも、友達から借りた韓国ドラマにすっかりはまったらしい。
行きの機内で、こんな素敵な詩に出会いました。
その詩のタイトルは、「贈り物」
~贈り物~
神は私たちに
毎年 8760時間
毎週 1万80分
毎日 8万6400秒の
贈り物を授ける
快適さを捨てて
見知らぬ世界への旅を夢見るのは
神が授けた贈り物を
最も美しく消費するためだ
~ハン・チャヒョン~
毎日、分や秒を感じながら生活している訳ではないので、改めてこうして数字で表されると
ハッと気づかされた事がある。
例えば、カップラーメンを待つ3分間。
その待ち時間は、けっこう長く感じられる。
でも、普段何も気にしていなければ、3分なんて、あっと言う間に過ぎてしまうのよね。
時は誰でも平等に与えられている。
けれど、それは決して当たり前ではなく、この世の持ち時間には、限りがある。
先日、お亡くなりになられた、小林麻央さん。
彼女も、ご自分の持ち時間を強烈に意識して生きられたのだと思います。
意識されていたからこそ、素晴らしいメッセージを、私達に残してくださったのでしょう。
彼女の早すぎる死を受け止めるのは、悲しい。
どうか、どうか、快復してほしいと祈っていらっしゃった方も多かったはず。
彼女の言葉で綴られたブログで、どれ程の人が励まされ、
前を向いて生きる勇気を与えてもらったか。
時間を意識して生きる。
そして、限りある命をどう使うか。
彼女は、私達に強烈なメッセージを残してくださいました。