「今度エクスに来たら、ルールマランの方にも是非遊びに来てね。」 とクリスティンからお誘いを受けていました。
エクスからルールマランまでは、バスで1時間ちょっと。
それなのに、バス代がたったの2ユーロなんです。
何だか不思議でしょう!
ルールマランはプロヴァンスの小さな村の一つですが、セレブの避暑地としても人気がある所です。
ここに、チェリーとクリスティンの新たな貸家が出来ました。
その名は、La maison Anna (ラ・メゾン・アナ)
小さな緑色のドアが目印です。
中に入ると、小さなお庭がありました。
そのお庭には、素敵な鉄のテーブルとイスが置いてあってね・・・
お天気のいい日には、外でランチなんて気持ちよさそう!
お家の中に入るときも、また緑のドアから。
クリスティンって、本当にセンスがいいわぁーーー!!
それもそのはず、クリスティンは18世紀のアンティークを売っているバイヤーだったのです!
そして、結婚する前はアメリカでファッションエディターをしていたんですって。
かっこいい!!
ここは、エクスのアパルトマンとは全く趣が違います。
エクスのLa maison Nonna(ラ・メゾン・ノナ) は、アンティークな調度品に囲まれた素敵なお部屋。
ここ La miason Anna(ラ・メゾン・アナ)は、ナチュラルな感じです。
素朴な田舎生活を満喫するには、ぴったりね!
ここのお宅は暖炉が似合うわぁ!
ルールマランはエクスよりも気温が低いところだから、暖炉があったら最高よね。
この暖炉の前で読書なんて・・・想像しただけでも癒される。
そして・・・階段を下りると・・・
低い天井が妙に落ち着く寝室になっていました。
クリスティンの手にかかれば、何気無い物までおしゃれーに変身してしまいます。
時には、こんな籠を使ってアジアンシンプルに・・・
帽子まで壁の素敵なオブジェになってるし・・・と思ったら・・・
この帽子、お客様の忘れ物なんですって!
La maison Anna も、クリスティンとチェリーの思いがこもった素敵な場所。
エクスの方が何でも揃って便利はいいかもしれないけれど・・・
時にはこんな小さな村の小さな家で過ごすのもくつろげるかも。
追記
5月の中旬とはいえ、ルールマランはコートがいるほど風が冷たくてね・・・
お庭でランチを諦めて家の中でとることにしました。
「今日はシンプルランチよ!」 と言ってクリスティンがシンプルに味付られたチキンを盛りつけてくれました。
そして、相変わらずみんなでわいわい言いながらお手伝いして、あっという間に準備完了!
時間をかけないでお友達を楽しませる技・・・
気負うことなく自分も楽しむ事が出来るこのスタイル、本当に勉強になりました。
海外の人って、本当に楽しむ事が上手です。
ランチが終わってティータイムになった頃、クリスティンのお友達が来てくれました。
彼女は、芸術家。
この村の風景や、この村で得たインスピレーションを絵にされています。
雰囲気のある知的なマダムでした。
そして・・・このメレンゲのケーキの美味しかったこと!!
このケーキはエクスの「Patisserie Weibel」のケーキなんですって!
この美味しさにはまって、エクスに戻ってから Weibelに買いに行きました。
La maison Anna や La maison Nonna に泊まってみたい方、私達のブログに “お問い合わせ” がありますから、是非ご一報くださいね。
クリスティンが私達にこう言ってくれました。
「あなたたちのお知り合いだったら、是非ここに泊まってほしい」 って。
大切なご縁のある私たちの自慢の皆さんなら きっと彼女も喜んでくれるわ。
ここはクリスティンとチェリーが丹精込めて作り上げた大切なお家。
知らない人には貸したくないと・・・
だから、ここは “知る人ぞ知る 特別な家” なんです。