忘れられない映画 慕情

私がまだ生まれていない、1955年に出来たアメリカ映画 “ 慕情 ” 。

ご覧になられたことありますか?

何十年も前の映画なのに、今でも鮮明に記憶に残っている映画です。

ヒロイン、ハン・スーインの自伝が映画化されたそうです。

心に残る映画 慕情 2014-08 1

舞台は、第二次世界大戦終了後のイギリス植民地、香港。

中国人の父とベルギー人の母との間に生まれた、ヒロイン、ハン・スーインは、香港で勤務医をしていました。

そこで、アメリカ人の特派員、マーク・エリオットと出会い、恋に落ちていきます。

しかし、彼にはすでに妻子がいました。

人目をはばかるように、二人は彼女が勤めている病院の裏山で、逢瀬を重ねていきます。

ところが、二人のことが周りに知られてしまったの・・・

ストーリーを話すのは、ここまでにして・・・

この映画の音楽は、プッチーニの歌劇 “ 蝶々夫人 ” の “ ある晴れた日に ” を参考にして作曲されたとか。

この音楽と、香港の景色が、なんともエキゾティックで・・・情緒があって・・・一段と悲しみを誘います。

二人が逢瀬を重ねた裏山から、香港の景色を一望に見渡すことが出来てね・・・今でもこの映画のことを思うと、この景色が浮かんできます。

そして、忘れられないのは、ヒロインのチャイナドレス姿!

忘れられない映画 慕情 2014-08 2

ハン・スーイン役のジェニファー・ジョーンズが、チャイナドレスを素敵に着こなしていました。

彼女が着ると、知的に着こなすことができるの。 それも、大人っぽく・・・

今でも、ラストシーンを思い出すと、うるうるとしてしまいます。

クラッシック映画って、詩的で、ロマンチックで、大人の映画が多いですね。

慕情・・・悲しみの余韻に浸ることのできる、大人の映画です。

 

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