先日、お客様から興味深い話しを伺いました。
その方は、柔軟剤の “ レノア オードリュクス ” という香りが大のお気に入りで、その商品をお店で買おうとしたとき、ふと目にしたのが、この柔軟剤の香りの物語だったとか。
香りの物語って・・・おもしろそうでしょう!
早速、パソコンで調べてみました。
なんでも、この香りはパリの高級ホテル “ ル・パヴィヨン・ドゥ・ラ・レーヌ ” をテーマにした、2つの香りだとか。
それには、こう書いてありました。 1つ目は・・・
パリのホテル、朝、6時。
窓の外の小鳥のさえずりで、あなたはそっと目を覚ます・・・ なんだか、イメージが湧いてきますね。
そして、もう1つは・・・
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映画 “ ミッドナイト・イン・パリ ” の台詞、「 雨に濡れた真夜中のパリが、一番美しい 」
その言葉にインスパイヤされた香り・・・なんだか大人の香りを想像してしまいます。
わたしは、30代の頃までは、香り・・・特に香水の香りが苦手でした。
しかし、歳を重ねてくるごとに、香水の香りがその人自身を素敵に表現するものとして、魅力的な存在に思えてきました。
すれ違いざまに、ふと素敵な香りを纏っていらっしゃる方を見つけると、どちらの香水をつけていらっしゃるのか、知りたくて・・・知りたくて・・・
幾度か、尋ねたこともありました。
でもね、同じ香水をつけていても、その方と同じ香りにはならないのですよね。
自分に合う香りをいろいろ試みた結果、現在は、エルメッセンスの “ サマルカンド ” と “ローズ イケバナ” に落ち着きました。
“ サマルカンド ” の香りは・・・
もうすぐ夕日が落ちる砂漠の中を、いっぱいのスパイスをラクダの背中に積んだ小隊が、砂に足をとられながら、ゆっくり歩いて行く・・・
そんな光景が浮かんできます。
私は、どうやら物語があるような香りが好きみたいです。
香りの上級者になると、何種類もの香りをたして、ご自分だけの香りにするのだとか・・・
素敵な大人の条件に、その人にぴったりな香りを持っていることが挙げ られます。
貴方は、ご自分を表現する “ 香り ” を持っていらっしゃいますか?
Imagination will take you everywhere .
イマジネーションは、貴方をどこにでも連れて行くことが出来る。
by アルベルト・アインシュタイン