シービスケット

映画で凄く好きな音があるんです

それは中世ヨーロッパの史劇には必ず登場する馬の「蹄」ひづめの音です。

決して争いでドドーッと走らせたのではなく、豊かで軽やかな あのパッカパッカ

とっても穏やかな気持ちになるんです。

 

そのせいか、馬の映画は大好き。

中でもお気に入りは「シービスケット」です

随分古い映画ですが 、実話を基に作られた 伝説の名馬のストーリー

シービスケット 

 大恐慌時代のアメリカ。

体高はやや低く、骨張った膝と曲がった前脚を持つその馬は

誰が見ても無名の三流馬でした。

競走馬にはなれず、常に競走馬のトレーニング相手、一日のほとんどは寝て過ごしていました

 

穏やかな性格だったのに、環境の悪い中で育てられたせいで、不満と怒りがたまってしまい

手のつけられない荒馬になってしまうんです。

 

ある日、不幸のどん底にいた大富豪のハワードは変わり者の調教師スミスの勧めで

その馬を2000ドルという激安値で買いました。

その馬の名が「シービスケット」

 

家族から引き離された少年と、愛する全てを失った大富豪と、行き場を失った調教師。

とても期待できそうにないシービスケットと 3人の男たちが出逢い 奇跡が始まるのです。

 

暗闇の中にいたアメリカ人に どれほどの勇気と希望を与えたことでしょう

シービスケット 

 

この作品、 1930年代の雰囲気が楽しめるのも とても良かったひとつです。

クライマックスに流れる音楽が 映画をより感動させてくれます。

 

シービスケット 

愛に溢れた台詞の数々。

「観てよかったー!」というすがすがしい気持ちになれる作品です

シービスケット 

 

「一度や二度のつまずきは 誰にでもある。 諦めるか・・・ 立ち向かうか」

 

永遠に語り継がれる勇気と感動のストーリー。

純粋に心に訴えかけるパワーに、今また興奮してしまいます

 

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