「“パリの歴史 探訪ノート” っていう素敵な本が出たんだけど、もう知ってる?」
ある日、従妹からこんな電話がありました。
なんでも従妹は、この本の著者 山本ゆりこさんの大ファンで、彼女の世界観に憧れているらしい。
ならば、読んでみなければ・・・
本の表装からすでにパリの香り。
どうして従妹がこの本を薦めてくれたのか、ページを開いてすぐにわかりました。
こちらの本、パリ好きの人にとってはたまらない程、魅力的なんです。
特に、何度もパリを訪れている人にとっては、目からうろこのような視点で書かれているの。
例えば・・・
こちらの本は、紀元前1世紀の古代のパリから1914年頃のパリまで、古のパリの息吹を感じながらお散歩する設定になっています。
でも、ただお散歩するだけでは飽きてしまうでしょう・・・
ご心配なく。
お散歩の途中、パリならではの味を堪能するレストランやカフェなども紹介してあるの。
一息つきながらゆっくりとお散歩をするには、ぴったりね。
photo credit: eutouring Notre Dame and the Seine via photopin (license)
今まで何も考えないで通っていた場所が、実は、紀元前1~5世紀の古代のパリの始まりの地だったり。
パリ9区のノートルダム・ロレット教会からサクレクール寺院に上って行く道が何となく気になって、パリに行くとよくここを通っていた場所が、実は、パリの守護聖人 サン・ドニが死刑場に行く時に通っていた道だったり・・・
photo credit: y.fgl Marais via photopin (license)
この本を読んでいくと、「わぁーー知らなかったぁーー!!」 ということだらけ。
知的好奇心がくすぐられます。
初めてパリに行く人にとっては、正直この本は難易度が高いかな・・・
しかし、何度もパリに行っていらっしゃる方にとっては、この本片手にパリの街を歩くと新たな発見がありそうですよ!
パリは、いつの時代でも魅力的な街ですね♡
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