中学生だった頃、当時流行っていた映画 “ ブラザーサン シスタームーン ” を友達と見に行きました。
この映画、ご覧になったことありますか?
まだ若かったので、深い意味が読み取れず、ただこの映画を見たという記憶だけしかありませんでした。
30代後半になって、ある方から、聖フランチェスコについて、話しを伺う機会がありました。
その時初めて、あの時見た映画の主人公が、聖フランチェスコだった事を知りました。
私はクリスチャンではありませんが、聖フランチェスコの生き方がとても清らかで、美しかったので、今から約830年前に、こんな素晴らしい方がいらっしゃったんだと、すごく感銘を受けたのを、今でも鮮明に記憶しています。
太陽や月を仰ぎ見るとき、生きる尊さを教えてもらうことがあります。
そんな時、ふと、聖フランチェスコに想いを馳せるのです。
今日は、聖フランチェスコの祈りをお届けします。
photo credit: Roger
聖フランチェスコの祈り
私をあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに、愛を、
罪のあるところに、許しを、
争いのあるところに、平和を、
疑いのあるところに、信仰を、
絶望のあるところに、希望を、
暗闇のあるところに、光を、
悲しみのあるところに、喜びを蒔かせてください。
慰められるよりも、慰めることが、
理解されるよりも、理解することが、
愛されるよりも、愛することができますように。
なぜなら、与えることによって、与えられ、
許すことによって、許され、
死ぬことによって、永遠の命を与えられるからです。
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