ヴェルサイユ宮殿を後にして、プチトリアノンまで行くことにしました。
プチトリアノンは、ルイ15世の公妾 ポンパドール婦人の為に建てられたもので、その後、ルイ16世により、王妃 マリー・アントワネットに与えられた小さな離宮です。
ヴェルサイユ宮殿からかなり離れているため、プチトランに乗って行くことにしました。
ヴェルサイユ宮殿の広大な庭園を眺めながら、プチトランはゆっくりと進んで行きます。
いくつか停まる場所がありましたが、どこがプチトリアノンだかわからないまま・・・結局プチトリアノンを過ぎてしまい・・・
そのまま乗っていると、ヴェルサイユ宮殿まで戻る事がわかったので、一旦降りて、プチトリアノンまで歩くことにしました。
降りた場所が、こちら。
プチトランの停留所前には、素敵なカフェがありました。
カフェの人に、プチトリアノンまでの行き方を聞くと、「この先の道をまっすぐ行けばいいよ。」 と教えてくださいました。
そこには、こんな素敵な小径がありました。
誰も歩いていないこの小径・・・きっと、ここはお散歩する人しか知らない道だわ!
静かな森・・・鳥の鳴き声しか聞こえません。
喧噪を離れた森の中、空気も澄みきっています。
所々に、石で積まれた橋があって・・・それが、いい雰囲気なの。
渡る風も、爽やか。
大きな木立・・・きっと何百年も前からこの場所に立っているのね。
それにしても、こんな素敵な場所があったなんて!
もし、プチトリアノンにそのまま着いていたら、今も知らなかったはず。
人生、時には遠回りも必要ね。
ゆっくりと森を歩きながら過ごす時間・・・本当にゆたかな時間を過ごすことが出来ました。
かれこれ、20分ばかり歩いたでしょうか・・・
目の前に、こんな塀が現れました。
もしかして・・・これがプチトリアノン?
そう!・・・こちらが、プチトリアノンの入り口でした。
明日は、夢中になったプチトリアノンをご紹介しますね。