ラスベガスに「O」オーというショーがあるのはあまりにも有名ですよね。
「O」はラスベガスのベラージオホテルで、常設ステージとして公演されている
シルク・ドゥ・ソレイユ のショーです。
「O」はフランス語で水に由来するもの。
また、それは輪廻転生の象徴でもあるんだとか。
1998年から始まり、ラスベガスに行かなければ観ることが出来ない、
もうすぐ２０年を迎えるロングラン公演です。
ショーが大好きな私は20代の頃、人生でやってみたい事のひとつに
「ラスベガスに行って”O”が観たい。」というのが心にありました。
それから１０年後に 夢は叶いました。
12月31日に到着、 ニューイヤーを迎えるラスベガスは、世界中でもトップクラスの盛り上がり。
あちこちでコンサートや生の音楽が鳴り響き、踊っている人、食事やお酒を楽しんでいる人、
パーティーに行く人 、
ここではどんなドレスを着ても、日頃着ないお洋服に挑戦してもOK！ 絶対浮きません
ニューイヤーの”O”の会場は 他のショーと比べて別世界でした。
ほとんどの女性はドレスコードで最高のお洒落をして・・・
これがラスベガスのショーなのね！ と超感動したのを思い出します。
会場はシルク・ ドゥ ・ソレイユ の アート ギャラリーから始まります。
ロビーには躍動感あふれるパフォーマーの彫像がずらり！
パフォーマーをモデルに 筋肉、曲線美を忠実に再現した芸術品です。
今日はその彫像をご覧いただきながら・・・
そのショーの素晴らしかったこと・・・。
水が湧き出てきたかと思えば、そこからシンクロナイズドスイミングが始まります。
そして一瞬にして水がザーッと引いて地上での表現が、
素晴らしい舞台装置にまばたきを忘れてしまうくらい。
Oに出演してる人達はオリンピック選手、数多くのメダリストも。
一度水に飛び込むと、長時間 水中から出てこなかったりするので、
一体どこで空気補給してるんだろう…とか、
水面沿いで踊るパフォーマーの衣装や動きも、あちこちが気になって
なかなか視線が定まらなかったのを思い出します
まさか、まさか、またOが観れるなんて！
2回目のOは、全く違いました。
感動ばかりで初めての時には 目に入らなかった部分、
気づかなかった魅力を味わいながら、20年近くも演じられている”O”の深さを
改めて感じました。
そして16年も前の あの時と同じ、変わらないスタンディングオベーションに
パフォーマーとOを手掛ける全員の、
「今日が初めて観にきて下さる、一生で一度になるかもしれないお客様」
という、変わらない気持ちを保ち続ける努力を思うと、拍手がやめられませんでした。
この度もラスベガスの滞在中、あの時と同じ 毎夜毎夜ショーを堪能したのでした。
追記
シルク・ドゥ・ソレイユの動画を見つけました！
少しでも感じて頂けたら嬉しいです。
シルク・ドゥ・ソレイユ ”O”です こちら
