昨日、福岡のKBCシネマで、インド映画 “ マダム・イン・ニューヨーク ” と ウッディー・アレンが出ている “ ジゴロ・イン・ニューヨーク ” を観てきました。
以前に、インド映画 “ きっと、うまくいく ” を観て以来、インド映画に対する印象がすっかり良くなったので、今回の “ マダム・イン・ニューヨーク ” が、とても楽しみでした。
今回観た2作品の内、圧倒的に、“ マダム・イン・ニューヨーク ” の方が良かったの。
“ マダム・イン・ニューヨーク ” …勇気をもらえる、本当に、素敵な作品でした。
主人公のマダムの名前は、シャシさん。
シャシさん、すごく料理が上手な奥さんなの。
特に、彼女が作るお菓子は絶品で、ご近所中の人気の的。
彼女一人でお菓子を作っては販売している、なかなか努力家の奥さんなんです!
彼女は、愛する家族のため、毎日きちんと料理を作ります。
きっと、彼女は言葉で “ 貴方たちを愛しているわ ” っていうかわりに、料理でその気持ちを伝えているのだと思うの。
でも、英語ができないことで、子どもにバカにされたり、なんだかご主人にもシャシさんの気持ちが、ちっとも伝わっていないのよね・・・
ある日、シャシさんのお姉さんの娘が結婚するので、ニューヨークに来て手伝ってほしいと電話が入ります。
シャシさん、一人でニューヨークに行くなんて、考えられません。
だって、今まで何でもご主人に頼ってきた奥さんだから、一人で行動すること自体、すごく勇気がいるし、恐ろしいことなんです。
彼女のご主人が、何週間かしたら、家族も行くからと説得して、否応なしに、彼女一人でニューヨークに向かう羽目に・・・
解説はここまでにしますね。
だって、全部教えたらつまらないでしょう?
この映画は、主人公のシャシさんが、誇りと自信を取り戻していくストーリーです。
シャシさんの、ひたむきで、一生懸命な姿に心をうたれます。
そして、一人の尊厳を持った女性になっていたときの、さらに美しいことといったら・・・
主役のシュリデヴィさん、1963年生まれの50歳だそうです。
彼女の美しさと、インドのサリーの美しさに圧倒されました。
変わる・・・って恐いことかもしれない。
でもね、一歩を踏み出す勇気を持つことで、人生は変わるのよね!
そして、もう一つ大切なことを伝えてくれました。
あなたの人生の主役は、あなた自身だということを・・・
映画 “ マダム・イン・ニューヨーク ” 公式サイトは → こちら