今日は、フィレンツェの街をぶらぶら歩いてみましょう。
フィレンツェにすでに行かれた方は、懐かしく思い出しながら、今一度。
まだ訪れていない方は、どうぞ、ご一緒に。
ウフィッツィ美術館から出ると、ヴェッキオ宮殿があります。
こちらは、1299年から1314年にかけて建設されたもので、当初はフィレンツェ共和国の政庁舎として使われていましたが、一時、メディチ家もピッティ宮殿へ移るまで、こちらを住居にしていたそうです。
ヴェッキオ宮殿の前には、ダビデの像が・・・
教科書に載っていた、あの像だわ! と思いきや、実は、このダビデ像はレプリカなんですって。
ミケランジェロが制作したオリジナルは、アカデミア美術館にあるのだとか。
そして、ヴェッキオ宮殿前の広場、シニョーリア広場には、ネプチューンの像。
なんと、1575年作なのだそうです。
シニョーリア広場だけでも、すごい彫刻の数々。
こんな環境なら、美的センスは自然と培われる筈ね!
シニョーリア広場の裏手に、ひっそりとあったのが、グッチ博物館なのでした。
グッチという名前にしては、目立たない建物でしたから、あまり期待していなかったのですが・・・
入ってみると、まぁ!素敵!!
写真撮影出来なかったのが、本当に残念でしたが・・・
オートクチュールのドレスの綺麗なこと!
裾一面に羽が施された豪華絢爛なドレスや、丁寧に施されたスパンコールのドレスに、もう うっとり!
一流の手仕事の素晴らしさを見せていただき、感動しました。
ここは、見る価値大です!
グッチ博物館からドォーモを目指して歩いている途中にあったのが、こちら。
リパブリック広場。
こちらの前に、デパート リナシェンテがあります。
そうして、ドゥオーモに辿り着きました。
ドゥオーモは、上から見る印象と違うのには、ちょっとびっくり!
上から見るドゥオーモの方が、断然素敵に見えるのは、何故なのかしら・・・
横から、ちらっと見えるのがジョットの鐘楼です。
ドゥオーモの入り口には、こんなに多くの人が並んでいました。
それも、ここを通るたびにいつもこんな感じなんです。
そして、ドゥオーモの真向かいにあるのが、サン・ジョバンニ洗礼堂。
ここから、ちらっと見えるドゥオーモの頭が、かわいい!
なんだか、街中が歴史ある建物だらけ。
美術館や博物館に行かなくても行った気になれるほどなんです!
そして・・・ サン・ジョバンニ洗礼堂の前が、サン・ロレンツォ教会なの。
この建物は、サン・ロレンツォ教会のメディチ家礼拝堂。
こじんまりとしていますが、窓の白い飾りが清楚でかわいい感じね。
通りには、ボッティチェッリのヴィーナスの誕生の絵を描いていたり・・・
自然と美しいものが目に飛び込んできます。
古の時代の建物が今も受け継がれている街、フィレンツェ。
建物は歴史を感じますが、街中若いエネルギーに溢れていて、活気がみなぎっているそんな街でした。