フィレンツェに滞在して数日たった頃、このお野菜に出会いました。
このお野菜の名前は、タルティーヴォ。
赤チコリの一種らしいです。
それにしても、何と言う風格あるお名前なのかしら・・・
それもそのはず、タルティーヴォはイタリア野菜の王様と呼ばれているみたいです。
それに、高級野菜なんですって!
食べ方は、オーブン焼きにすると美味しいらしいのですが、私達はサラダにしていただきました。
生で食べると、ちょっとほろ苦い大人のお味でした。
それから・・・こちらは、何だかわかりますか?
バラみたいなお野菜でしょう!
このお野菜のお名前も素敵ですよ。
その名は、カステルフランコ。
こんな感じで八百屋さんで売られていたので、初めはこんなに綺麗だとは気が付きませんでした。
自宅に帰って改めて見ると・・・華やかな事!
さすがおしゃれな国 イタリア! お野菜まで貴婦人みたい。
「コサージュみたいでしょ?」 なんて言いながら、初めて見るお野菜に大感激しました。
この珍しい野菜を売っている八百屋さんは、アルノ川左岸 ポンテヴェッキオを渡ってサントスピリト通りに向かって行く途中にあります。
マダムお一人で切り盛りされていました。
ここには、地元のスーパーや中央市場にも売っていなかったお野菜が売られています。
フィレンツェに行かれた際は、是非こちらの八百屋さん、おすすめです。
追記
こちらの八百屋さんで珍しい物を見ました。
それはね・・・ほうれん草を茹でた固まりを売っていたの。
上の写真にも写っています。トングが映っている、あの緑の固まりがそうです。
日本では見ることが無いから、ちょっとびっくりしました。