ウフィツィ美術館の一番の楽しみは、この絵を見ることでした。
フィリッポ・リッピの 「聖母子と二天使」
パリの蚤の市で見つけたこの絵。
当時、私はこの絵を誰が描いたのかも知らず、ただこの絵の透明感に惹かれて古びた小さな絵を買いました。
そして、今でも私の宝物になっています。
ウフィツィ美術館には、誰もが一度は見た事がある絵画が多く収蔵されています。
こちらは、ピエロ・デッラ・フランチェスカ作 「ウルビーノ公夫妻の肖像」 です。
絵ももちろん素晴らしいのですが、この絵の展示の仕方がちょっと面白くてね・・・
この絵に合わせた額も素晴らしかったです。
こちらは、フォンテーヌブロー派の 「入浴する二人の女」
たしか・・・ルーブル美術館にも同じような絵があったはず・・・。
ルーブル美術館にあったのは、女性二人の片方が乳首を持っている、何だか意味深な絵でした。
ウフィツィ美術館でまたこの絵に出会うとは・・・
こちらは、ボッティチェッリ作 「ヴィーナスの誕生」
こちらの絵も、余りにも有名ですよね。
同じく、こちらもボッティチェッリ作 「プリマヴェーラ」
ボッティチェッリの絵は、とても人気がありました。
どちらの絵の前にも、人だかり。
宗教画が多い中、この絵は今見ても斬新な感じがします。
こちらは、ラファエロ作 「ひわの聖母」
写真が傾いていますね・・・(ごめんなさい)
こちらも有名ですよね・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチ作 「受胎告知」
そして、ウフィツィ美術館の中で私が一番惹かれた作品は・・・
アンドレア・デル・ヴェロッキオと弟子 レオナルド・ダ・ヴィンチの共作 「キリストの洗礼」
どうして、この絵に惹かれたのでしょうね・・・
この絵の前に立った時、ぐぐっと胸に迫ってきたのでした。
しかし、これ程素晴らしい絵画を一堂に見ることができるのは、贅沢ですね。
素晴らしいのは、絵画だけではありません。
渡り廊下の天井画も素晴らしいの。
こちらの天井にも見とれてしまいました。
渡り廊下からアルノ川を見ることが出来ます。
アルノ川は、今日もゆったり流れています。
歩き疲れたら、カフェもあるんです。
カフェからも、ドォーモを見ることができますよ。
多くの傑作を所蔵しているウフィツィ美術館。
ルネッサンス期の繁栄を体感できる素晴らしい場所でした。