今日は、チェリーとクリスティンの行きつけのレストランをご紹介しましょうね。
「特にここのランチはおすすめよ!」
クリスティンの言うことなら、間違いないわ!
ここは、エクス 市庁舎前の程近く。
place des cardeurs という広場にあります。
ここの広場はレストラン街になっています。
各レストランの前にはテントが張ってあって、外で食事を楽しむ事が出来るんです。
海外の人は、外で食事をしたり、お茶をする事が大好きですよね。
ランチタイムともなると、大賑わい。
さぁ、今日は何を食べようかなぁ・・・
お店の人におすすめを聞いてみると、丁寧に一つずつ説明をしてくださるのですが・・・
種類が多すぎて、結局このお店で “食べるべき一品” がわからずじまい。
迷いに迷っていると、とってもハンサムなビジネスマン風の紳士が助けてくださいました。
「エクスは美味しい物が沢山あるからね。子羊も美味しいし、牛肉もいいけど、僕のお勧めは魚だよ。エクスはマルセイユに近いから、魚が断然おいしいのさ。」
多分・・・多分ですが、こう言われたような気がします。
ありがとう!
決まりね!今日のランチは魚に決定!
注文をすませると、前菜が運ばれてきました。
オリーブとトマトとアンチョビのソースをパンにつけて頂きます。
さぁ、メインが運ばれてきましたよ。
白身魚の下には、黒米とトマトが・・・面白い組み合わせでしょう。
何とも言えない柔らかな上品なお味のソースね。
これが全体を包みこんで一体化しているわ。
でもね・・・普段からガッツリ食べる二人にとって、これは余りにも上品すぎて物足りない!!
それで・・・もう一品追加しました。
今度は牛のステーキよ!
赤身のステーキはもちろんの事、添えられていたアーティーチョークがこれまた絶品!
こんな気持ちいいお天気の日に、外でランチは最高ね!
お腹も十分満たされたし、満足 満足。
追記
ここのレストランで炭酸水を注文したら、とっても珍しい orezza(オレッツア) が出てきました。
フランスではペリエが有名ですが、オレッツアはペリエよりも伝統も由緒もある天然炭酸水らしいです。
なんでも、ナポレオン誕生の地 コルシカ島のラパッジオ渓谷で採水されていて、採水量が限られているため 「幻の水」 と呼ばれているそうです。
ナトリウムが少ない為、大変飲みやすく美食と合せるのには最適とされているみたいですよ。
フランスの高級ホテル クリヨン、ムーリス、ブリストル、ハイヤットでも、オレッツアを使っているそうです。
レピキュリアンでオレッツアを出されるというのは、このお店が素晴らしい証拠ですね。
さすが、ククリスティン! お目が高い!