セーヌ川には、いくつもの橋が架かっています。
セーヌ川の橋の上から川の流れを眺めていると、ふと “遠くの国に来たわね・・・”
と、日本が恋しくなる瞬間があります。
特に、夕暮れ時のセーヌ川は、人恋しくさせる何かがあるみたい。
でも、この橋の上だけは、底抜けに陽気なの。
この橋の名は、“サン・ルイ橋”
シテ島とサン・ルイ島を結んでいる唯一の橋です。
この橋には、大道芸人さん達がたくさんいらっしゃいます。
この日は、“ピンクマン”
全身ピンクの大道芸人さんは、まるで彫刻のように微動だにしないの。
油断してピンクマンの横を通り過ぎると・・・その時・・・
通った人の後をわざとつけて行ったり、おどけてみせてね・・・笑いを誘ってくれます。
“サン・ルイ橋” は、こんな感じ。
この日は、10月のパリにしては珍しいくらいの晴天でした。
太陽が大好きなパリっ子達は、大喜び!
もう少し橋を進んでみましょうね。
今度は、全身白づくめの釣り人が・・・
こちらの大道芸人さんは、ピクリとも動きません。
パリの昼下がり、“サン・ルイ橋” の上の笑い声・・・
“パリに来たのね!” って感じさせてくれる、幸せな瞬間です。