死ぬまでに行きたいレストラン 三嶋亭

京都といえば・・・ 京懐石・お漬物・湯豆腐・おばんざい、などなど

“THE・和食” のイメージですよね。

実は、京都の人が好んで食べられているものってお肉なんですって。 

しかもお肉=牛肉

京都には安くて美味しいお店から、数々の牛肉の名店がずらり。

みなさん それぞれお気に入りの一軒があるみたい

 

「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」という本が流行りましたが、

私の場合、「死ぬまでに行きたいレストラン」ですね。

その中の一軒が実現しました!

 

初代が長崎で学んだ牛鍋を携え明治6年に創業

遠く海を越え、海外の食通の間でも知られている有名店は、

一世紀経った今、”すき焼き言われるようになった牛鍋の老舗「三嶋亭」です。

 

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京都の寺町三条の賑やかな商店街の中を歩いていくと、突如ドン と現れる

数奇屋造りのそのお姿は、まるでタイムトリップしたかのよう…

今でも下足番をおかれていることに まずびっくり!

昔はこうしてお客様をお迎え、お見送りされていたのね

 

 

階段を上がっていると、ギシギシギシ・・・歴史を感じる音が鳴り響きます。

さりげなく飾ってありますが、ノーベル賞作家・川端康成氏自筆の書だったり、

普段見れない調度品で、本物を味わいながらお部屋に入っていきました。

そうそう、来店者にチャップリン名も

 

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それぞれ赴きのあるお部屋にワクワクします。

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以前京都へ行ったとき、ホテルのコンシェルジュの方から

「ここは、”行ったよ”  というだけでも話題にできる名店です。

京都へお越しの際は ぜひ一度行かれてみてください」

とお話を聞いて 「いつかは・・・」 と思っていたところでした。

 

何てラッキーなの!もう無理かなぁと思っていた大人気の坪庭の見える個室が取れたんです。

 

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さあ本日、私たちに夢の時間を作ってくれるエンターテイナーは、こんな可愛い仲居さんと、

各地の上質な黒毛和牛を旨みが増すまで熟成させた、お肉の同時登場です

 

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伝統の味を創業当時からの調理法で振舞ってくれます

全員 鍋に釘付けです

 

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充分温めた八角形のお鍋に、まずはお砂糖を薄く広げて その上にお肉を焼いて

割り下をかけて頂くんですよ。

「甘すぎでは・・・」ときっとみんな心の中で感じる瞬間だと思います。

きっと割り下が甘くないのでしょう。 コクがあって絶妙のバランスでした

 

お肉を堪能したら、玉ねぎ・こんにゃく・九条ねぎ・生麩・季節の京野菜・・・

 

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京都の美味しい食材のオンパレードです

「あの時代に こんな美味しいもの頂いていたの~!」

贅の限りを尽くした当時の体験、

「三嶋亭の牛鍋を食べに行った」 という大イベントは、間違いなく記憶に残るでしょう。

 

身内のハレの日は、金一封で何かに変わってしまうものではなく、

老舗や名店を巡って、「人生の思い出作り」が yumi流お祝い のシステムです。

でも誰よりも一番ワクワクしているのは・・・私かも

 

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三嶋亭は こちら

 

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