トラットリア・ソスタンツァ

今日は、フィレンツェに来たなら “絶対ここ!” という絶品レストランをご紹介しましょうね。

 

こちらのお店は、トラットリア・ソスタンツァ。

トラットリアという意味は、気軽に入れる大衆的なイタリア料理店という意味らしいです。

 

大衆的な料理店と言っても、こちらのお店をあなどるなかれ!

なんと1869年創業の歴史あるお店なんです。

 

こちらのお店のおすすめは、何と言ってもアーティーチョクのオムレツ!

今すぐにでも、飛んで行きたいほど恋しいお味なの!

 

ソスタンツァ  2016-05 1

 

見た目、玉子の色が薄いから、どうなの?って思うでしょう。

でもね、一口食べればたちまち虜になるほど美味しいの!

 

玉子のふわっとろっとした食感と、アーティーチョークのきのこを思わせるような歯ごたえが、未だかつて味わった事がない程。

 

うーーーん!!美味しい!!

このお店に決めて大正解だったわ!

 

ソスタンツァ  2016-05 2

 

ソスタンツァは、ポルチェッラーナ通りにあります。

こちらの通りは、家具の修理屋さんがあったり、とっても庶民的な場所。

 

ソスタンツァ  2016-05 3

 

こちらのお店は、奥村千穂さんに教えていただきました。

事前に予約をお願いし、当日は、張り切って一番乗り。

 

開店と同時にお店に入ると、案内されたお席が調理場の目の前の特等席だったの。

 

ソスタンツァ  2016-05 4

 

調理場の中をじろじろ興味深く見ていると、「この中が見たいかい?」 と声が・・・

 

コックさん二人が手招きをして、中を見させていただく事が出来たのです!

 

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なんて、ラッキーなのでしょう!

 

この時は、まだ誰もお客さまはいらっしゃらなかったので、こんな栄誉にあずかることが出来ました。

こちらのお店、今でも炭がまを使って料理していらっしゃるのですね。

炭が勢いよく燃えていました。

 

これだけみても、このお店のこだわりがわかりますよね。

これはきっと開店当初から変わらないスタイル。

素敵ですねー!

 

ソスタンツァ  2016-05 6

 

10分もすると、このとおり・・・

狭い店内は、お客様でぎゅうぎゅう詰め。

 

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炭火で焼いたビステッカもいただきました。

 

赤身の牛肉の美味しいこと!

因みにこのお肉 500グラムあります。

 

従妹曰く 「隣に座っていたおじさま、ビステッカをわしずかみして、あっという間に食べ終わったのよ!」

ワイルドだわぁーーー!

 

でもね・・・

隣のおじさまの気持ち、よーくわかります。

炭火で焼いてあるから、お肉の香りもいいし、骨の周りについているお肉もむしゃぶりつきたくなるほど美味しいんです!

 

ソスタンツァ  2016-05 8

 

そして・・・

ラストはこんなデザートでシメました。

 

ワイルドベリーのメレンゲケーキ。

お皿からはみ出そうな勢いでしょ!

 

見た目と違って、全然甘くないし、全く重くないの。

メレンゲがふわっとお口の中で溶けてね・・・

板チョコレートのパキパキした食感とイチゴの酸味がベストマッチ!

 

「1個は多いよね・・・」 なんて思っていましたが、ペロッとたいらげてしまいました。

日本にこんなデザートを売っていたら、ヒット間違いないと思うんだけどなぁ・・・

 

ソスタンツァ、また行きたくなってきました!

 

追記

こちらのお店のサービスも最高なんです。

接客は、付かず離れず、程よい距離感。

全員お揃いの衣装も決まってるわ!

メニューもこの紙(下の写真)一枚なんです。

心に残るお店がまた一軒増えました。

ソスタンツァ  2016-05 9

 

 

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