パリでの一番の楽しみは、蚤の市巡り!
蚤の市に出かける前日から、ワクワクして、朝早くから目が覚めるのです。
私の中で、蚤の市巡りの順番は決まっていて、まずヴァンブの蚤の市、それからクリニャンクールの蚤の市に出かけます。
ヴァンブの蚤の市は、日本人がとても多いです。
ヴィンテージのボタンやさんや、アンティークレースやさん。 ところ狭しとばかりに商品が置いてあります。
手芸がお好きな人にとっては、まさに天国。
個人的には、クリニャンクールの蚤の市のほうが好きなの。
クリニャンクールは、チープな物から高価なアンティークまで、とにかくお店がいっぱいあります。
毎回、どんな宝物と出逢うか、ドキドキしながら真剣に探すのです。
3年程前、クリニャンクールの蚤の市で、一目惚れして後先を考えず買ってしまったのが、こちら。
そう、このヴィンテージのシャンデリア! 好きで、好きでたまらなくなったの!
なんでも、1940年から50年くらいのものだとか。
これが、もう重たくて・・・重たくて・・・
買ったのはいいけれど、どうやって日本に持って帰るのか・・・これが大問題でした。
まず、このお宝のシャンデリアを、地下鉄で乗り継ぎしながら抱えて、パリのクロネコヤマトまで行きました。
そしたら、なんと、輸送費が7万くらいはかかるだろうと言われ・・・目の前が真っ暗!
シャンデリアの重さも、ずっしり!・・・この重さ、半端ありません。
もうこうなったら、手荷物で持って帰るしかない! と意を決しました。
帰国する際に、空港カウンターで手荷物で持って帰りたい事を伝えると、すぐに快く対応をしてくださいました。
大きなビニール袋を2重にして、その中にシャンデリアを入れて、空気を入れ、パンパンにしてくださったのです。
シャンデリアが傷付かないように、空気で保護してくださったのですね。
私が持っているカードが、とっても便利の良いカードで、手荷物が無料で2個預けることができたのです。
なんて、ラッキーなの!!
お蔭で、楽々帰途につくことが出来ました。
後先を考えず、向こう見ずな私ですが、この事件以来、いくら大好きな物でも、まず、重さを考えて、購入しようと心に決めたのです。 とほほ・・・