蚤の市で出逢った宝物

パリでの一番の楽しみは、蚤の市巡り!

蚤の市に出かける前日から、ワクワクして、朝早くから目が覚めるのです。

私の中で、蚤の市巡りの順番は決まっていて、まずヴァンブの蚤の市、それからクリニャンクールの蚤の市に出かけます。

ヴァンブの蚤の市は、日本人がとても多いです。

ヴィンテージのボタンやさんや、アンティークレースやさん。 ところ狭しとばかりに商品が置いてあります。

手芸がお好きな人にとっては、まさに天国。

個人的には、クリニャンクールの蚤の市のほうが好きなの。

クリニャンクールは、チープな物から高価なアンティークまで、とにかくお店がいっぱいあります。

毎回、どんな宝物と出逢うか、ドキドキしながら真剣に探すのです。

3年程前、クリニャンクールの蚤の市で、一目惚れして後先を考えず買ってしまったのが、こちら。

蚤の市で出逢った宝物  2014-09 1

そう、このヴィンテージのシャンデリア! 好きで、好きでたまらなくなったの!

なんでも、1940年から50年くらいのものだとか。

これが、もう重たくて・・・重たくて・・・

買ったのはいいけれど、どうやって日本に持って帰るのか・・・これが大問題でした。

まず、このお宝のシャンデリアを、地下鉄で乗り継ぎしながら抱えて、パリのクロネコヤマトまで行きました。

そしたら、なんと、輸送費が7万くらいはかかるだろうと言われ・・・目の前が真っ暗!

シャンデリアの重さも、ずっしり!・・・この重さ、半端ありません。

もうこうなったら、手荷物で持って帰るしかない! と意を決しました。

帰国する際に、空港カウンターで手荷物で持って帰りたい事を伝えると、すぐに快く対応をしてくださいました。

大きなビニール袋を2重にして、その中にシャンデリアを入れて、空気を入れ、パンパンにしてくださったのです。

シャンデリアが傷付かないように、空気で保護してくださったのですね。

私が持っているカードが、とっても便利の良いカードで、手荷物が無料で2個預けることができたのです。

なんて、ラッキーなの!!

お蔭で、楽々帰途につくことが出来ました。

後先を考えず、向こう見ずな私ですが、この事件以来、いくら大好きな物でも、まず、重さを考えて、購入しようと心に決めたのです。  とほほ・・・

蚤の市で出逢った宝物 2014-09 2

 

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